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更新日:2026年9月30日
令和8年9月30日配付
健康福祉常任委員会付託
高額療養費制度の負担上限額引き上げの撤回を求める意見書提出の件
1 受理番号 第72号
2 受理年月日 令和8年9月17日
3 紹介議員 庄本 えつこ 丸尾 まき
4 請願の要旨
わが国の社会保障制度において、高額療養費制度は、重篤な疾患や長期療養を余儀なくされる患者が家計を破綻させることなく安心して医療を受けられるための「命綱」であり、セーフティーネットの根幹を成す制度である。
しかし、政府は2026年度予算において、本年8月から自己負担限度額の引き上げを実施した。見直し理由として「保険料負担の軽減」が挙げられているが、軽減効果は加入者一人当たり年約1,400円とごくわずかである。
一方、月額上限は段階的に引き上げられ、年収約650万~770万円の所得区分では現行約8万円から2027年8月には約11万円と約3万円(38%)の負担増となり、すべての所得区分で大幅な負担増となる。影響は約660万人に及ぶとされている。
物価高騰が国民生活を直撃し、実質賃金が低迷する中、病気による休業や所得減少に苦しむ患者にさらなる負担を課すことは、治療断念や受診抑制を招くことが懸念される。国会審議でも患者団体から不同意が示されている。
誰もが必要な時に安心して医療を受けられる社会を維持するため、高額療養費の負担上限額引き上げを中止することを強く求める。
兵庫県議会は令和7年12月の意見書第80号において、社会保障費の「適正化」ではなく「真水の財源投入」、「国民皆保険の堅持」を求める内容を採択し国へ提出されている。
よって、県民が必要な時に安心して医療を受けられる社会を守るため、下記事項を内容とする意見書を国へ提出するよう要望する。
記
1 高額療養費の負担上限額引き上げを中止すること。
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