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更新日:2026年9月30日

請願 第110号

令和8年9月30日配付

建設常任委員会付託

兵庫県の港湾・空港の特定利用指定に同意しないことを求める件

1 受理番号 第110号

2 受理年月日 令和8年9月18日

3 紹介議員 庄本 えつこ

4 請願の要旨

 3月30日、国から、兵庫県が管理する姫路港を「特定利用空港・港湾」に指定する候補としている旨、説明があった。また、同時に神戸空港(管理者は神戸市)、大阪国際空港(伊丹空港)(管理者は新関西国際空港株式会社)を指定対象とすることが明らかにされた。

 「特定利用空港・港湾」は、既存の基地(施設)が他国からの攻撃に遭うなどして利用できなくなった際に備えて平時から自衛隊などの訓練などに利用される。つまり有事(戦争状態)が前提になっており、「特定利用空港・港湾」の指定は、戦争、軍事行動の準備のためであることは明確である。

 「特定利用港湾」に指定されれば、自衛隊と米軍によって戦争に活用されることになる。大規模災害対応のための訓練にとどまらず、隣接する自衛隊基地とのアクセス強化で兵員ならびに武器・弾薬などの物資輸送が行われるようになる。国が県に示した資料には「民生利用を主」とされているが、国会で政府は「米軍が利用する可能性は考えられる」(2024年5月9日)と答弁している。

 日本も加盟しているジュネーブ条約では、「民間施設」への攻撃を禁じているが、軍事使用されれば保護対象から外され、攻撃対象となる危険性が高まり、空港・港湾周辺の住民のみならず、空港・港湾で働く人たちの生命が危機にさらされることになりかねない。

 姫路港には、「特定港湾利用」指定と関わりなく3回にわたり米軍艦が入港した実績があり、米軍の利用の頻度の増大も懸念される。

 このような県民生活に大きな影響を与えかねない問題であるにもかかわらず、議会ならびに県民への説明が十分に行われていない。兵庫県と国との協議内容は、情報公開を徹底し、兵庫県民へしっかり説明することを求める。

 兵庫県議会は、「世界の恒久平和と核兵器廃絶を希求する兵庫県宣言」を採択しており、兵庫県の港湾、空港が、軍事利用される事態は、この宣言の趣旨と逆行するものであり、兵庫県民が平和に安全に暮らすことを妨げることになる。

 よって、下記事項を要望する。

記

1 平和な兵庫県づくりに逆行する港湾・空港の特定利用指定に同意しないこと。

お問い合わせ

部署名:兵庫県議会事務局 議事課 委員会・記録班

電話:078-362-3714

FAX:078-362-9031

Eメール:Gikaigijika@pref.hyogo.lg.jp