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環境科学職

環境科学職の仕事を紹介するため、若手職員で紹介パンフレット・チラシを作成しました。

以下のリンクからご覧いただけます。

環境科学職紹介パンフレット(PDF:2,911KB)

環境科学職紹介チラシ(PDF:954KB)

様々な問題が複雑に関わる環境問題。
営利企業では対処しきれない問題に携わりたいから兵庫県に。

環境科学職(岡出)

環境部 水大気課

副主任 岡出 昂己

Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか、また各市町村ではなく県を目指したのか?
 環境問題は様々な問題が複雑に関わり営利企業では対処しきれないと考えたため、民間企業より規模が大きく、より環境改善に効果のある事業に関わることのできる公務員を志望しました。また、私の父が別の県で県職員をしており、国家公務員だと事業が大きすぎて自分の裁量でできる仕事が少なく、市役所職員だと規模が小さくてできることが少ないと聞いたので県職員を目指しました。

 

Q.これまでの業務で大変だったこと・嬉しかったことは?
 大変だったのは勤続年数が短い時の事業者対応です。私が1年目で知識が少ない時期に、届出内容の是正指導があったのですが、理屈が通じないことがあり、理解を得るのに苦労しました。自分の持っている知識を全て使い理論的に説得するのは骨が折れましたが、時間がかかっても正確な情報を伝えるために奮闘しました。規制業務で許可が早く下りた時や、納得のいく指導をした時などには感謝されることもあり、いい仕事をしたなと達成感があります。

 

Q.現在の仕事をする上で心がけていること・大事にしていることは?
 法令を遵守しながら、事業者の負担ができるだけ減るような指導をするために、申請書等の事前確認をするように心がけています。しかし、私の伝え方が悪いのか、申請書の完成までにメールのラリーが多くなり、結局事業者の負担になっているような気がします。また審査する立場ではありますが、決して偉いわけではないので、事業者に対する態度にも気をつけています。ただ締めるところは締めないといけない場合もあるので、そのバランスが難しいなと感じています。

 

Q.県職員の仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
 事業者への指導に難しさを感じます。規制や法令に従えない事情がある場合も多く、それぞれの事業者にあった指導を考えるのが大変ですが、長い時間をかけて案件が解決したときは大きな達成感が味わえます。また「許可」「届出」等明確に区別して事業者と会話する必要があったり、文字のフォントや使用する記号が「文書法制事務の手引」で定められていたりと、ルールが多いため、言葉遣いや文書の作り方が慣れるまでは大変でした。

 

Q.今後チャレンジしたいことやいつかやってみたいことは?
 環境部で主題となっている「瀬戸内海の再生」に携わってみたいです。また現職で関わりが深いのは「栄養塩類増加措置」の政策なので、栄養塩類増加措置実施事業者の選定、検討の業務にも興味があります。

 

これまでの配属先
令和2年4月 東播磨県民局 環境課
令和5年4月 現所属

成果の積み重ねが問題を解決する糸口となってきた。だから一つ一つの成果は小さくても頑張れる。

環境科学職:長谷川

環境部 環境政策課

主査 長谷川 浩二

Q.なぜ環境科学職になろうと思ったのか?
 利益のために仕事をするより、人のために仕事をしたいと思い、より公共性の高い公務員を目指すようになりました。また、大学で地球科学分野を研究していたこともあり、その知識を活かせる仕事をしたいという思いもあり、兵庫県の環境科学職を志望しました。

 

Q.環境科学職はどんなことをしてるのか?
 環境科学職の仕事は、工場等に対する規制業務をはじめ、地球温暖化対策、生物多様性に関する仕事など幅広い仕事をしています。1つ1つの成果は小さいかもしれませんが、その積み重ねが兵庫県の環境を改善することにつながると信じ、日々取り組んでいます。

 

Q.働き始めてからのギャップは?
 行政という立場上、常に法律や条例などを根拠に仕事を進めていくのですが、理系学部出身の私にとって、法の解釈などは馴染みがなかったため最初は戸惑いました。ただ、環境法令は、理系の基礎知識があるからこそ、深く理解できる内容も多いため、これまでの経験が活きていると思います。

 

Q.環境科学職としての知識習得は大変か?
 大気汚染、水質汚濁、廃棄物適正処理、資源循環、地球温暖化など様々な課題がありますが、それらは、全て繋がっています。課題に対しては1つの視点からだけでなく、様々な視点から解決方法を模索する必要があるため、様々な部署を経験しないと環境科学職としての深みが出ません。ただし、今の所属で学んだ知識が次の部署でも役に立つので、専門性を突き詰めるという点において魅力的だと思います。

 

これまでの配属先
平成22年4月 北播磨県民局 県民室 環境課
平成24年4月 産業労働部 産業振興局 産業保安課
平成25年4月 企画県民部 災害対策局 産業保安課
平成27年4月 農政環境部 環境管理局 環境整備課
平成31年4月 東播磨県民局 地域振興室 環境課
令和3年4月   環境部 水大気課
令和5年4月   現所属

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