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感染症発生動向調査に基づく状況や、感染予防についての注意喚起等をお知らせします。
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感染症の種類 | 定点あたりの報告数 | 増減 | 感染症の種類 | 定点あたりの報告数 | 増減 | ||
2024年 第46週 |
2024年 第47週 |
2024年 第46週 |
2024年 第47週 |
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インフルエンザ | 1.33 | 1.67 | ⬆0.34 | 水痘 | ー | 0.50 | ⬆0.50 |
COVID-19 | ー | 0.33 | ⬆0.33 | 手足口病 | 1.00 | 2.50 | ⬆1.50 |
RSウイルス感染症 | ー | ー | ー | 伝染性紅斑 | ー | ー | ー |
咽頭結膜熱 | 0.50 | ー | ⬇0.50 | 突発性発しん | 0.50 | ー | ⬇0.50 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 0.50 | ー | ⬇0.50 | ヘルパンギーナ | ー | ー | ー |
感染性胃腸炎 | 0.50 | 1.50 | ⬆1.00 | 流行性耳下腺炎 | ー | ー | ー |
届出はありませんでした。
臨時休業の報告はありませんでした。
飛沫感染が主な感染経路の肺炎で、頑固で長期にわたる咳が特徴です。
予防対策として、患者との濃厚な接触を避け、手洗い、うがいなどを励行することが重要です。
マイコプラズマ肺炎に関する情報は、厚生労働省や国立感染症研究所のホームページに掲載されていますので、下記のリンクよりご確認ください。
マイコプラズマ肺炎(厚生労働省のホームページ)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
マイコプラズマ肺炎の発生状況について(国立感染症研究所のホームページ)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
2024年第47週での兵庫県全体の定点あたりの患者数は、1.67人となり前週より増加し、引き続き流行期レベル基準値(定点あたり患者数1.0人)を超えています。
同時期の芦屋健康福祉事務所管内は1.67人となり前週より増加し、引き続き流行期レベル基準値(定点あたり患者数1.0人)を超えています。
インフルエンザの予防には、ワクチンの接種、手洗いが有効です。
感染が疑われる場合には、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です。
細菌やウイルスなどの病原体による感染症で、嘔吐や下痢などが主な症状となります。ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス感染が多く、毎年秋から冬にかけて流行が見られます。
また、冬期はノロウイルスによるものが多くなります。
ノロウイルスは、患者の大便や吐物中に大量に含まれており、感染力が非常に強いウイルスです。
エタノールなどの消毒剤はあまり効果がないため、吐物などは次亜塩素酸ナトリウムを使用し、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用して処理しましょう。
カキなどの二枚貝類は十分加熱して食べるなどの注意が必要です。
2024年第47週での兵庫県全体の定点あたりの患者数は1.11人となり、前週より減少しました。
同時期の芦屋健康福祉事務所管内は0.33となり、前週より増加しました。
3密(密接・密集・密閉)の回避、手洗いや手指消毒、効果的な換気、マスクの適切な着用といった基本的な感染対策をお願いします。
兵庫県のホームページにて、新型コロナウイルス感染症に関する情報を発信しています。下記のリンクからご確認ください。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報(兵庫県庁ホームページ)(別ウィンドウで開きます)
主要な原因ウイルスはエンテロウイルスで、年により、流行する型に変動が見られます。
感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染などです。
保育園や幼稚園などの乳幼児施設では、手洗いの励行と排泄物の適正処理が感染予防の基本です。
手足口病に関する情報は、厚生労働省のホームページに掲載されていますので、下記のリンクよりご確認ください。
手足口病について(厚生労働省のホームページ)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
A群溶血性レンサ球菌を病原体とする急性咽頭炎で、突然の発熱、咽頭痛、全身倦怠感によって発症し、しばしば嘔吐を伴います。
幼児期から学童期の小児に多く見られます。
患者との接触を介して広がるため、ヒトとヒトとの接触の機会が増加するときに起こりやすく、家庭、学校、保育施設などでの集団感染が多いです。
予防には手洗いの励行や咳エチケットが効果的です。
RSウイルスを病原体とする呼吸器感染症で、2歳までにほぼ全員が感染します。
乳幼児の肺炎及び気管支炎の重要な原因となっていて、特に心肺等に基礎疾患があると重症化しやすいといわれています。
手洗いやうがいを徹底し、乳幼児が呼吸器症状を示した場合は早めに医療機関を受診することが重要です。
アデノウイルスの感染により、発熱(38度~39度)、のどの痛み、結膜炎などを主な症状とする小児に多い感染症です。
主な感染経路は飛沫感染あるいは手指を介した接触感染です。
予防には手洗いの励行や咳エチケットが有効です。
感染症との密接な接触を避け、タオルの共用はしないよう注意してください。
原因となる「溶血性レンサ球菌」は、一般的には急性咽頭炎などを引き起こす細菌ですが、稀に重篤な症状を引き起こすことがあります。
初期症状は四肢の疼痛、腫脹、発熱、血圧低下などで、発症してから非常に急激かつ劇的に症状が進行します。
発病後数十時間以内には筋肉周辺組織の壊死を起こしたり、血圧低下や多臓器不全からショック状態に陥り、発病後数十時間で死に至ることも少なくありません。そのため、「人食いバクテリア」としてメディア等に取り上げられることがあります。
四肢の疼痛、腫脹、発熱などの感染の兆候が見られる場合は、速やかに医療機関を受診してください。
感染経路は、上気道感染のほか、傷口や粘膜からの感染がありますが、感染経路が明らかでない場合も多くあります。
予防としては、手洗いなどによる手指衛生や咳エチケットが重要です。また、手足等の傷口から感染する場合もあるため、傷を清潔に保つことが大切です。
麻しんウイルスによって引き起こされる急性の感染症で、一般的には「はしか」と呼ばれています。
空気感染、飛沫感染、接触感染と様々な感染経路があり、その感染力は非常に強く、免疫を持たない人が感染すると、ほぼ100%発症します。
免疫を獲得するには、ワクチン接種が有効です。
定期予防接種についてはお住まいの市町担当窓口へお問い合わせください。
定期予防接種対象以外の方については、かかりつけ医等にご相談ください。
麻しんに関する情報は、厚生労働省や兵庫県庁のホームページに掲載されていますので、下記のリンクよりご確認ください。
麻しんについて(厚生労働省のホームページ)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
麻しん(はしか)について(兵庫県庁のホームページ)(別ウィンドウで開きます)
海外においては流行が報告されており、特にヨーロッパ地域における症例報告数は前年度の30倍以上に急増し、入院を要する重症例や死亡例も確認されています。海外渡航を計画されている場合は、下記の「海外渡航を計画されているみなさまへ」も併せてご確認ください。
海外では、日本国内では発生のない感染症や、日本国内よりも高い頻度で発生している感染症が報告されています。
海外滞在中にこれらの感染症への感染を予防するためには、その予防方法等の情報を知っておきましょう。
厚生労働省のホームページに情報が掲載されていますので、下記のリンクよりご確認ください。
【海外へ渡航されるみなさまへ】(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
【厚生労働省検疫所FORTH】(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
家屋等が浸水した場合は、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症にかかる恐れがあるため、清掃が大切です。
洗浄や拭き取りによりしっかりと汚れを取り除き、乾燥させた後に消毒を行いましょう。
また、清掃中にも感染症にかかる恐れもありますので、注意が必要です。
被災した家屋での感染対策(厚生労働省)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(リーフレット)浸水した家屋の感染症対策について(厚生労働省)(PDF:141KB)(別ウィンドウで開きます)
(リーフレット)清掃作業時に注意してください(厚生労働省)(PDF:152KB)(別ウィンドウで開きます)
(リーフレット)清掃と乾燥が重要です(厚生労働省)(PDF:79KB)(別ウィンドウで開きます)
(リーフレット)浸水した家屋の感染症対策(厚生労働省)(PDF:549KB)(別ウィンドウで開きます)
(リーフレット)浸水した家屋の消毒手順(厚生労働省)(PDF:421KB)(別ウィンドウで開きます)
大雨や台風等により生じたがれきの撤去等の作業に従事する際には、感染症への対策について注意をお願いします。
(リーフレット)感染対策にご協力ください(厚生労働省)(PDF:283KB)(別ウィンドウで開きます)
(リーフレット)清掃作業時に注意してください(厚生労働省)(PDF:152KB)(別ウィンドウで開きます)
かつては著しいまん延状況で、その死亡率も高く恐れられていました。
しかし、医療の進歩や国を挙げての結核対策により、結核は薬を飲めば治る病気となり、発生についても低まん延化となりました。
ただ、今でも年間10,000人を超える発生があり、1,600人近くの方が命を落としている感染症です。
決して過去の病気ではないのです。
次のパンデミックへの備えとして大切なことは、私たち一人ひとりが感染症への関心を持ち続けることです。感染症について正しく知ってしっかり予防しましょう。
適度な運動や十分な睡眠、バランスの良い食事等、健康的な生活が免疫力を高め、結核の予防につながります。また、早く見つけることが重症化を防ぎ、周囲への感染を予防します。2週間以上続く咳や微熱・身体のだるさ等の体調不良がある場合は、早期受診しましょう。症状がなくても、年に1回は健診で胸部エックス線検査を受けましょう。
さらに、結核だけでなく新型コロナウイルス感染症やインフルエンザをはじめとした呼吸器感染症の脅威が再認識されています。マスク着用を含む咳エチケット、手洗い、換気、予防接種等の感染対策を行いましょう。
(リーフレット)R6結核・呼吸器感染症予防週間(厚生労働省)(PDF:225KB)(別ウィンドウで開きます)
縦軸:罹患率、横軸:年
芦屋健康福祉事務所管内は、増減を繰り返しながら減少しています。
令和2年と令和3年には低まん延の指標である罹患率10.0以下を達成しましたが、令和4年は増加し指標を超えていました。
しかし、令和5年には再び低まん延の指標である罹患率10.0以下を達成しました。
令和5年は70歳以上の割合が7割以上となりました。
結核は、高齢者の病気ではなく、40~50歳代の働き盛りにも発生が見られます。
また、芦屋健康福祉事務所管内では多くはありませんが、全国的に20歳代に発生の増加が見られます。
つまり、年齢を問わずに発生する病気です。
痰のからむ咳、微熱、身体のだるさが2週間以上続いている場合には、医療機関を受診しましょう。
他にも、急激な体重の減少や胸の痛み、食欲不振などの症状にも注意が必要です。
下記のサイトをご覧ください。
公益財団法人結核予防会結核研究所ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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