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中播磨健康福祉事務所管内(市川町、福崎町、神河町)の感染症情報をお届けします
人食いバクテリアとして、よく聞く劇症型溶血性レンサ球菌感染症の県内の報告数です
昨年40件でしたが、今年はすでに63件報告がありました 2019年を上回る患者数となっています
四肢の疼痛、腫脹、発熱などの感染の兆候が見られる場合は、速やかに医療機関を受診しましょう
手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です
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子どもを中心に、主に夏に流行します
感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています
管内では警報レベル5を大幅に超えていますので、予防方法として手洗いの徹底をお願いします
2024年第46週の定点あたり2、兵庫県は2.56です
手足口病に関するQ&A(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
【1】医療費
令和6年4月より、新型コロナウイルス感染症は通常の医療体制に移行し、治療薬や入院公費の特例措置は終了
医療費の自己負担割合に応じた通常の窓口負担となります
【2】療養期間について
外出自粛は求めませんが、発症後5日間を経過しかつ症状軽快から24時間経過するまでは外出を控えていただくことを推奨します
【3】クラスター対応
社会福祉施設等の施設長は、次のア、イ又はウの場合は、市町等の社会福祉施設等を主管している部局に迅速に、感染症又は食中毒が疑われる者等の人数、症状、対応状況等を報告するとともに、併せて保健所に報告し、指示を求めるなどの措置を行います
ア.同一の感染症若しくは食中毒による又はそれらによると疑われる死亡者又は重篤患者が1週間内に2名以上発生した場合
イ.同一の感染症若しくは食中毒の患者又はそれらが疑われる者が10名以上又は全利用者の半数以上発生した場合
ウ.ア及びイに該当しない場合であっても、通常の発生動向を上回る感染症等の発生が疑われ、特に施設長が報告を必要と認めた場合
通知(社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について)(PDF:182KB)
【4】マスク着用について
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マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりましたが、下記の場合はマスク着用を推奨します
<着用が効果的な場面>
・医療機関を受診する時
・高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時
・通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバスに乗車する時
【5】発生状況
管内の発生状況は、2024年第46週の定点あたり0.5 県平均は1.14です
今後も感染予防対策は継続していただきますよう、お願いします
管内の発生状況は、2024年第46週の定点あたり9 県平均は4.26です
冬期だけでなく、1年を通して発生する可能性があり、日頃から予防が必要です
2023年中播磨健康福祉事務所管内の結核患者報告数は、4人で罹患率は10.1となりました
減少する値が鈍化しており、過去6年横ばい状態です
過去の病気ではありません 長引く咳や体重減少などいつもと違う症状がある場合、早めに医療機関を受診しましょう
中播磨健康福祉事務所管内における2023結核年報(概況)(PDF:163KB)
海外において、麻しんの流行が報告されており、特にヨーロッパ地域における症例報告数は前年度の30倍以上に急増し、入院を要する重症例や死亡例も確認されています また国内においても、発生しています
海外の麻しん報告数(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
今後国内における感染事例の増加が懸念されています
【症状】発熱、咳、鼻水、眼の充血、発疹など
【感染経路】感染力が非常に強く、咳やくしゃみなどの飛沫感染と空気感染があります
麻しんかも?と思ったら必ず事前に医療機関に電話のうえ、受診してください
母子健康手帳でワクチン接種歴を確認してください
公共の交通機関などの使用は避けてください
兵庫県麻しん(はしか)について
ダニ媒介感染症は、ウイルス等を保有するダニにかまれることによって感染し、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、つつが虫などがあります
中播磨健康福祉事務所管内において、令和6年11月につつが虫の報告が1件ありました。兵庫県内において2~9件程度、毎年報告されています。年間に春~初夏および秋~初冬に発生ピークがみられます
山や畑仕事をするときは、長そで長ズボンで裾は軍手や靴下に入れましょう(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
潜伏期間は5~14日で、典型的な症状では発熱、刺し口、発疹がみられます
もし咬まれていても無理に取ろうとせず、医療機関にご相談ください
啓発ポスター山ありダニあり(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
管内小児科定点医療機関より2024年第46週の定点当たり1、県平均は0.17です
小児を中心に主に夏に流行しますが、最近の傾向として冬季にも流行が見られることがあります
【原因】アデノウイルス(非常に感染力が強い)
【症状】発熱、頭痛、のどの痛み、結膜炎など
【感染経路】患者の咳やくしゃみなどの飛沫感染、ウイルスが付着したタオルなどの患者が触れたものからの接触感染
【予防のポイント】手洗いの励行と家族内でタオルの共用を避ける
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