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更新日:2026年8月7日

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豊岡健康福祉事務所感染症発生動向調査週報

このページは感染症発生動向調査事業に基づき、豊岡健康福祉事務所管内(豊岡市・香美町・新温泉町)を中心とした地域の感染症の発生状況を毎週情報提供し、感染予防についての注意喚起を行っています。

2026年第31週(7月27日~8月2日)の管内の感染症発生動向情報をお送りします

今週のcontents

  1. 定点把握感染症について
  2. ダニが媒介する感染症について
  3. 腸管出血性大腸菌感染症O157等に注意しましょう
  4. 管内で手足口病の警報レベルが継続しています
  5. 海外へ渡航する皆様へ
  6. 急性呼吸器感染症について
  7. 正しい手洗いで感染症を予防しましょう

1.定点把握感染症について

疾患名

定点あたり

患者数

増減

疾患名

定点あたり

患者数

増減

今週

先週

今週

先週

インフルエンザ

0.00 0.00

-

手足口病

6.60 5.80

COVID-19

1.88 1.13

伝染性紅斑

0.20 0.40

急性呼吸器感染症

24.88 22.00

突発性発疹

0.00 0.00 -

RSウイルス感染症

0.20 0.40

ヘルパンギーナ

1.60

1.20

咽頭結膜熱

0.00 0.00

-

流行性耳下腺炎

0.00

0.00

-

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

0.20 1.00

急性出血性結膜炎

0.00

0.00

-

感染性胃腸炎

2.80 1.40

流行性角結膜炎

0.00

0.00

-

水痘

0.00 0.20

 

 

 

 

2.ダニが媒介する感染症について

ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するマダニに刺されることによっておこる感染症のことで、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」、「日本紅斑熱」、「つつが虫病」等があります。このうち「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は重症化すると命に関わることがあり、今年度管内においても発生が確認されています。

マダニは、草むらや田畑などに生息し、特に鹿や猪、タヌキなどの野生動物が出没する場所に多くいます。

今年の夏は厳しい暑さが続いています。野外で活動する際は、マダニ対策に加え、熱中症にも十分注意しましょう。こまめな水分補給と休憩を心掛け、無理のない範囲で活動してください。

感染予防のポイント~田畑での農作業や山仕事、庭仕事、レジャーなど、野外で活動する時は以下の点に注意しましょう~

(1)肌の露出を少なくする

  • シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる

  • サンダルなどは避け、足を完全に覆う靴を履く

  • 帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなど

(2)虫よけ剤を肌にムラなく塗り広げる

(3)作業後は入浴や着がえをし、ダニがついていないか確認する

(4)吸血中のマダニに気が付いたら、無理に引き抜かず、皮膚科など医療機関で処置を受ける

 

ダニに咬まれたら、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が出た場合は医療機関で診察を受けて下さい。

 

関連ページ】

兵庫県HP

  • マダニに注意!ダニ媒介感染症について

https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf16/sfts.html

厚生労働省HP

  • ダニ媒介感染症

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html(外部サイトへリンク)

3.腸管出血性大腸菌感染症O157等に注意しましょう

初夏から初秋にかけては気温や温度が高くなり、O157などの腸管出血性大腸菌による感染症や食中毒が発生しやすくなります。

腸管出血性大腸菌は少ない菌数でも感染するため、注意が必要です。

主な症状

―症状のある方は速やかに医師の診察を受けましょう―

(1)激しい腹痛と水様性下痢

(2)血便(鮮血便)

(3)発熱、吐き気、嘔吐等を併発する場合もある

感染経路

(1)菌に汚染された飲食物を食べる

(2)感染者の糞便を触った手等を経由して汚染されたものを口にする

感染予防のポイント

(1)生肉は要注意!!

子どもや高齢者など抵抗力の弱い人は、法律に基準に合った生食用食肉(ユッケ、タタキ等)であっても、食べないようにしましょう。また、生食用の牛レバーは、法律で、販売・提供が禁止されています。レバーはしっかりと加熱して食べましょう。

(2)食品は内部まで十分に加熱して食べましょう。(中心温度が75度、1分以上)

(3)焼肉、バーベキュー、すき焼きの時、生肉を触る箸と食事用の箸は別にしましょう。

(4)タオルの共用はやめましょう。

(5)まな板・包丁などの調理器具は必ずよく洗い、塩素系消毒剤等で消毒しましょう。
(6)各施設に設置されているプール、水遊び用プールの水質等の衛生管理を徹底しましょう。

(7)以下のような時は石鹸で手をよく洗いましょう。

  • 調理前後、食事前、排便後

  • 赤ちゃんのおむつを替えた後、沐浴した後

  • 動物(牛、鳥、カメなど)と触れ合ったり、その排泄物に触れた後

     

関連ページ】

兵庫県HP

  • 腸管出血性大腸菌感染症

https://web.pref.hyogo.lg.jp/ehk06/o157.html

厚生労働省HP

  • 腸管出血性大腸菌O157等による食中毒

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/daichoukin.html(外部サイトへリンク)

4.管内で手足口病の警報レベルが継続しています

管内の定点あたりの患者数は今週6.60人(先週5.80人)と減少しましたが、警報レベルは継続しています。

特に手足口病にかかりやすい乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園等では、感染対策を徹底しましょう。

主な症状

―感染してから3~5日後に症状が現れ始めます―

(1)口の中、手のひら、足底や手の甲などに2~3mmの水疱を伴う複数の発疹

(2)発熱は38度以下のことが多い

感染経路

(1)飛沫感染

(2)接触感染

(3)糞口感染(便と一緒に排泄されたウイルスが口に入って感染する)

感染予防のポイント

(1)石けん、流水による手洗いを心がけましょう。特におむつ交換をした後は、排泄物をビニール袋に入れて密閉し、流水と石けんでしっかりと手を洗いましょう。

(2)可能な範囲でマスクを着用しましょう。

(3)タオルの共有は避けましょう。

(4)人の手がよくふれるところ(ドアノブ、手すり、テーブル、電気のスイッチ、おもちゃなど)は消毒をおこない、清潔を保ちましょう。

関連ページ】

厚生労働省HP

  • 手足口病

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html(外部サイトへリンク)

兵庫県HP

  • 兵庫県感染症対策センター

https://web.pref.hyogo.lg.jp/iphs01/kansensho_jyoho/infectdis.html

5.海外へ渡航する皆様へ

夏季休暇中は海外へ渡航する方が増えるため感染症に注意が必要です。

海外では日本で発生していない感染症が流行している場合があります。特に麻しん(はしか)は海外での流行が続いており、帰国後の発症や国内での二次感染も続いています。

出発前に十分な情報収集とワクチン接種等の準備を行いましょう。

渡航前の予防が大切です

(1)必要なワクチンは、滞在地、滞在期間、現地での行動予定によって異なるため、厚生労働省検疫所ホームページ「FORTH」の「国・地域別情報」(外部サイトへリンク)で渡航先の感染症情報を収集するとともに、医師とよく相談してワクチンを接種するかどうかを決めましょう。

(2)旅行前には外務省「海外安全ホームページ」(外部サイトへリンク)で国・地域別の危険情報や感染症危険情報などを確認しましょう。対象地域ごとに「レベル1、十分注意」「レベル2、不要不急の渡航中止」「レベル3、渡航中止勧告」「レベル4、退避勧告」の4つのカテゴリーによる安全対策の目安を確認できます。

海外で注意すべき代表的な感染症

  • 麻しん、風しん
  • 動物や蚊やマダニなどが媒介する感染症
  • 食べ物や水を介した消化器感染症

帰国後に体調が悪くなったら

帰国後または自宅に戻ってから体調不良がある場合は、医療機関に連絡のうえ、以下の内容を必ず伝えてください

  • 渡航先・滞在期間
  • 現地での飲食状況
  • 渡航先での活動内容
  • 動物との接触の有無
  • ワクチン接種歴

関連ページ】

厚生労働省検疫所HP

  • FORTH(ForTravelers'Health)

https://www.forth.go.jp/index.html(外部サイトへリンク)

厚生労働省HP

  • 海外へ渡航される皆様へ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index_00003.html(外部サイトへリンク)

 

6.急性呼吸器感染症について

管内の定点あたりの急性呼吸器感染症患者数は今週24.88人(先週22.00人)と増加しました。

  • 急性呼吸器感染症(AcuteRespiratoryInfection:ARI)とは

急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を指す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。

  • 急性呼吸器感染症(ARI)は、咳やくしゃみ、会話などによるしぶき(飛沫)を通して、周囲の人にうつりやすいことが特徴です。
  • 特に、高齢の方や基礎疾患のある方、免疫力が低下している方は、感染すると重症化しやすいため注意が必要です。
  • 感染を広げない、自分を守るために、次のような場面ではマスクの着用をお勧めします。

1.医療機関や薬局を利用する時・高齢施設や医療機関を面会等で訪問する時

2.重症化しやすい方が、流行期に人の多い場所へ行く時

3.福祉施設、医療機関で働く方

  • 日頃から、手洗い・換気などの基本的な感染対策に加え、状況に応じたマスクの着用を心がけ、大切な人と自分自身を感染から守りましょう。

関連ページ】

厚生労働省HP

  • 急性呼吸器感染症(ARI)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ari.html(外部サイトへリンク)

7.正しい手洗いで感染症を予防しましょう

私たちの身の回りには、目に見えないウイルスや細菌が数多く存在しており、手には知らないうちに様々な病原体が付着しています。

感染症は一年を通して発生し、夏も油断できません。

毎日の正しい手洗いで、感染症を予防しましょう。

手洗いの効果~手洗いでウイルスはどの程度減るの?~

  • 流水で15秒間洗った場合:100分の1に減少
  • ハンドソープで10秒~30秒間もみ洗い+流水で15秒すすぐ→1万分の1に減少
  • ハンドソープで10秒~30秒間もみ洗い+流水で15秒すすぐを2セット→100万分の1に減少

日常生活で手を洗うタイミング

  • 外から帰宅した時
  • 汚れたものに触れた後
  • 料理を始める前と料理中(生肉、魚、卵を触った後など)
  • 食事の前
  • トイレの使用後
  • 咳やくしゃみ、鼻をかんだ後
  • 傷口の処置などを行った後
  • 乳幼児などの嘔吐や下痢便を処理した後

衛生的な手洗いの手順

(1)流水で手を洗う

(2)洗浄剤を手に取る

(3)手のひら、指の腹面を洗う

(4)手の甲、指の背を洗う

(5)指の間(側面)と付け根を洗う

(6)親指と親指の付け根の膨らんだ部分を洗う

(7)指先を洗う

(8)手首を洗う(内側・側面・外側)

(9)洗浄剤を十分な流水でよく洗い流す

2度洗いが効果的です

(2)~(9)までの手順を繰り返し2度洗いで菌やウイルスを洗い流しましょう

関連ページ】

厚生労働省HP

  • 正しい手指消毒

https://www.mhlw.go.jp/content/000501122.pdf(外部サイトへリンク)

グラフ・データで見る管内の感染症情報(2026年第31週)

小児科定点(グラフ)インフルエンザ定点(グラフ)(PDF:398KB)

兵庫県保健所別データ(PDF:86KB)

兵庫県感染症発生動向調査週報(PDF:322KB)

お問い合わせ

部署名:但馬県民局 豊岡健康福祉事務所

電話:0796-26-3660

FAX:0796-24-4410

Eメール:toyookakf@pref.hyogo.lg.jp