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五国の現場から -SCENES OF GOKOKU-


県内各地で行っている県の主要施策の取り組みなどをクローズアップします。


兵庫の若者が異国で学びを深める

高校生の夏休み中の留学を支援するため、2024(令和6)年度からスタートした「HYOGO高校生『海外武者修行』応援プロジェクト」。2年目の昨夏に海外で学んだ20人のうち3人が、齋藤元彦知事に現地での活動を報告しました。

生駒結衣さん
(神戸市立葺合高校3年生)
環境に配慮したエコツーリズムの可能性を学ぶために米国ポートランドに留学。

田中康資さん
(報徳学園高校3年生)
ラグビーを歴史の側面から探究するために英国とアイルランドに留学。

西尾世良さん
(県立三田祥雲館高校1年生)
食の選択方法や食材に対する価値観を知るためにフランスとスペインに留学。

 

 

留学先での活動と印象に残ったことは

生駒さん 持続可能な観光の在り方を学ぶため、米国オレゴン州のポートランドで環境に配慮した観光事業に取り組む方にインタビューしました。オレゴン州は米国で最初にボトルデポジット制度を導入した州です。スーパーの返金カウンターには長蛇の列ができていて、市民のリサイクルやリユースへの関心の高さがうかがえました。
※飲料の購入時に容器代を預り金(デポジット)として支払い、空になった容器と引き換えに返金される制度。容器のリサイクルを促進し、ごみの削減につながる効果があります

観光事業者にインタビュー。

田中さん ラグビーの国際レフリーになるという夢の一歩として、ラグビー発祥の英国で、レフリー宅に滞在し一緒にトレーニングしました。同じ国でも、イングランドは伝統を重んじる文化だからかベテラン選手を重用しますが、対照的にウェールズは若手選手を積極的に起用します。それぞれの土地柄がラグビーにも大きく影響しているように感じました。

西尾さん 丹波黒大豆のおいしさや栄養価の高さを広めようと、フランスで黒大豆のレシピを考え試食会などを通して、現地で親しまれる可能性を探りました。最初はフランス語の文法を気にするあまり、なかなか言葉が通じませんでした。ある時、思い切ってジェスチャーを交えながら単語を並べると、うんうんとうなずいてくれて。そこからコミュニケーションに自信が持てました。

黒大豆入りのマカロンを作りました。

齋藤 1カ月間生活するわけですから、自分の意思を伝えられるようにならないといけません。そういった経験も留学の大きな意義ですね。

これからチャレンジしたいことは

生駒さん ポートランドでは、経済の仕組みの中で環境保全と観光事業が両立していることが分かったので、大学では環境学と並行して経済学も学びたいです。

西尾さん 自分に自信を持たなければコミュニケーションを取るのが難しいと感じました。将来の進路を考えるためにも、さまざまな国を訪ねて行動力や語学力を伸ばしたいです。

田中さん レフリーからテクニックやコミュニケーションの取り方を学ぶ中、もっと語学力を磨かなければと思いました。また、国際舞台で活躍するためには世界各地の歴史や文化を知っておく必要があるので、大学入学後はそのあたりも勉強しなければなりません。

多くのことを教えてくれたレフリーたちと。

齋藤 皆さん、明確なビジョンを持って海外へ渡り、学んだ経験を次にどうつなげるか、具体的な夢や目標が広がったと感じます。将来の兵庫を担う皆さんに期待しています。

聞き手:兵庫県知事 齋藤元彦 / 司会進行:県広報専門員 清水理恵子

 

2026(令和8)年度 チャレンジ留学HYOGO若者「海外武者修行」応援プロジェクト

来年度は県内の高校に在籍する高校生に加え、県内の大学に在籍する大学1年生にも対象に広げ、留学への挑戦者を募集します。※議会の当初予算議決をもって実施

詳しくはこちら(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。

座談会の様子は、県民情報番組「ひょうご発信!」のアーカイブ(2025年12月7日放送)で視聴できます。

アーカイブ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)はこちらから

 

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