ここから本文です。
令和8年度ドングリ類の豊凶調査結果とツキノワグマ出没注意喚起
森林動物研究センターが兵庫県下のドングリ類(堅果類)の豊凶調査を実施したところ、今秋のドングリ類の実りは、全体としては「凶作」であることが判明しました。
(資料1参照(PDF:614KB))
4月~8月の目撃・痕跡件数は過去最多となっており、今後、冬眠前のクマが餌を求めて人里へ出没する可能性が高まります。また、近年は分布域が拡大傾向にあることから、目撃・痕跡件数が少ない地域であっても、ハイキングや登山、キノコ採集などで山中に出かける際はもちろん、集落やその周辺においても、クマの被害に遭わないための対策を講じるなど、十分な注意をお願いします。
山の実りの状況(速報)
| コナラ | ミズナラ | ブナ | 3種全体 |
|---|---|---|---|
| 大凶 | 大凶 | 豊 | 凶 |
目撃・痕跡情報数
県民等から報告された今年度のクマの目撃・痕跡件数は、8月末時点で495件となっており、昨年度同時点(342件)より多く、また過去5か年平均値(299件)の1.65倍となっています。
(資料2参照(PDF:244KB))
今年度の被害発生状況
現時点で人身被害は発生していません。
対応
1.クマの出没地域では、次の対策が必要です。(資料3参照(PDF:2,536KB))
- ツキノワグマを誘引する柿や栗等の放棄果樹は伐採等の管理を行い、生ゴミや野菜・果実の廃棄残さ等は野外に放置しないよう適切に処理する。
- ツキノワグマの隠れ家となりうる下草や灌木などの刈り払いを実施する。
- ツキノワグマの行動が活発になる早朝、夕方の外出時は十分注意する。
- 農地などでの作業時、森林や森林近くに出かけるときは、ラジオなど音の出るものを携帯して人の存在をアピールし、極力複数人で行動する。
- 果樹園(ブドウ、ナシ等)や養蜂箱は電気柵を設置する。
2. 大部分のクマが冬眠に入る12月下旬頃まで、十分な注意が必要です。
3. クマを目撃したり、食害跡、足跡、爪痕などを見つけた場合は、最寄りの市役所・町役場へ連絡し、早期の対策と地域住民等への周知による注意喚起をお願いします。