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“五国”について学び続け故郷をもっと好きになろう

特色ある“五国”の魅力を発見し、兵庫愛を深めてもらうことを目的に県立兵庫津ミュージアムが主催する兵庫学検定。2月の第1回に続き、8月には第2回が実施されます。検定を立ち上げた経緯や内容について、同館の名誉館長で兵庫学検定委員長の田辺眞人さんに聞きました。(取材・文 本紙編集部)

 

Q.兵庫学検定の狙いは。
地域について学ぶと、「兵庫県ってすごい所なんだ」と愛着が湧き住み続けたいと願いますし、「こんなにすごいのなら行ってみよう」と他地域を訪れるきっかけにもなります。結果、人口流出にブレーキがかかるとともに観光面の刺激となり、地域の活性化につながります。兵庫を元気にしてくれるものと期待を込めて立ち上げました。

Q.どのような検定ですか。
県内の自然や歴史、文化などに関して出題するもので、今後は毎年8月の第1日曜に実施します。全ての受検者は初級からスタートし、合格を重ねることで中級、上級、初段、二段とステップアップします。合格者には兵庫津ミュージアムの入館料やイベント料金の優待などの特典もあります。

Q.県民の皆さんにメッセージを。
この機会に五国について学び、兵庫の魅力を再発見してください。昇級を目指し学び続け、故郷をもっと好きになってほしいです。


「落とすための問題ではないので、勉強すれば結果は付いてきます。ぜひ挑戦してください」と田辺さん。公式テキスト「ふるさと兵庫 魅力発見!」(550円)は各書店、兵庫津ミュージアムで販売中。


県立兵庫津ミュージアム

本紙読者編集員も第1回を受検しました

公式テキストで初めて知ることが多く、もっと知りたいと新聞やテレビで取り上げられる兵庫の話題に注目するようになりました。印象に残ったのは、学生時代に読んだ小説の問題。主人公のモデルが兵庫県出身と分かり、作品に親近感を覚えました。(本紙読者編集員 田上円さん)

第1回兵庫学検定から

日本アルプスの単独行(一人で登山すること)に挑み続けた社会人登山家の加藤文太郎は、但馬の浜坂(現在の新温泉町)出身である。この加藤をモデルとして作家の新田次郎が書いた小説は次のどれか。

 

  • (A)『孤高の人』
  • (B)『嘆きの氷河』
  • (C)『月下美人』
  • (D)『真夜中の太陽』
    (正解はページ下に掲載)

 

第2回兵庫学検定


合格者特典=兵庫津ミュージアムの事業優待(1年間)、協賛事業所での優待(1年間)【協賛事業所】神戸クルーズ船「コンチェルト」、神戸ポートピアホテル、有馬温泉「銀水荘兆楽」、芸妓カフェ「一糸」など


第1回の様子

【対象】 小学生以上
【日時・期間】 8月4日(日曜日)11時~(受け付け10時〜)
【場所】

(1)県立兵庫津ミュージアム、イオンモール神戸南(神戸市兵庫区)
(2)県立総合教育センター(加東市)
(3)豊岡市民会館
(4)柏原自治会館(丹波市)
(5)洲本市文化体育館

【定員】 (1)250人
(2)100人
(3)(4)(5)50人
(いずれも先着)
【料金】 一般3,000円、U22(小学生~22歳)500円
※グループ受検(大人2人以上)、ミュージアム倶楽部員は2,500円
【申し込み・問い合わせ】 6月1日(土曜日)~30日(日曜日)に申し込み
※申し込み方法など詳細は同ミュージアムホームページで確認してください
【電話】 078-651-1868
【ファクス】 078-651-1869

詳しくは兵庫津ミュージアム(外部サイトへリンク)のページへ

第1回兵庫学検定からの答え:(A)

 

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