更新日:2024年11月22日

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淡路島の風土が育んだ線香産業と香りの文化に触れられます

淡路島の線香製造は1850(嘉永3)年ごろ、西岸の江井浦(現淡路市江井地区)の人々が泉州堺の職人から技術を学んだのが始まりです。原材料の搬入や製品の積み出しに便利な良港に恵まれ、播磨灘から吹き寄せる季節風が線香の乾燥に好適だったこともあり、一大産地へと発展。現在では国内トップの生産量を誇ります。兵庫県線香協同組合では子どもから年配の方まで幅広い層に香りの文化に親しみ、線香産業を育んだ地域の魅力を知ってもらおうと、工場見学や職人体験、お香や香水作りなど多彩なプログラムを企画しました。線香の香りが漂う江井地区の散策もお勧めです。(兵庫県線香協同組合事務局 谷口太郎さん)


押し出し機から出てくる線香を板で受け、切り落とす「盆切り」。


軟らかい線香を板に隙間なく並べ、真っすぐに仕上げます。


成形後の乾燥作業。窓を開け閉めして風量を調節します。

プログラムの一例

※いずれも要予約

  • 大人のお線香職人体験
    【場所・問い合わせ】淡路梅薫堂(株)
    【料金】5,500円
    【電話】0799-86-0065
  • お香の歴史と文化に触れる、薫寿堂お香づくり体験
    【場所・問い合わせ】(株)薫寿堂
    【料金】1,000円
    【電話】0799-85-1301
  • 世界にひとつ、あなたの個性が香るボタニカル香水づくり
    【場所・問い合わせ】パルシェ香りの館
    【料金】3,800円
    【電話】0799-85-1162


お香作り体験は家族で気軽に楽しめます。


パルシェ香りの館で人気の香水作り体験。24種類の天然精油から好きなものを選んで調合します。


旧江井小学校の校舎を活用した複合施設「eito(エイト)」では、昭和30年代の江井地区を再現したジオラマを展示しています。

 

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ひょうご五国(5カ所)のフィールドパビリオンの香りをイメージした5種類各5本入り
応募方法はプレゼントクイズのページへ

 

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淡路島の風土が育んだ線香産業と香りの文化に触れられます

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兵庫県知事 齋藤 元彦
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