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五国の現場から -SCENES OF GOKOKU-


県内各地で行っている県の主要施策の取り組みなどをクローズアップします。


SCENE1 -ワールドマスターズゲームズ2027関西- 世界最大級の生涯スポーツの祭典開催まであと1年

【開催1年前イベント(神戸市)】

30歳以上を対象とした生涯スポーツの国際総合競技大会「ワールドマスターズゲームズ」。4年ごとに開催されており、第11回は2027(令和9)年5月、関西13府県市を会場に日本で初めて行われます。

35競技59種目の公式競技のうち、県内では神戸市や姫路市など9市町で9競技11種目を実施。おおむね30歳以上の方が参加でき、年代別で対戦するため全ての人にメダリストになるチャンスがあります。

開幕まで1年を切った5月17日には、神戸市中央区の東遊園地でPRイベントが開かれ、三田市で予定されているオープン競技のノルディック・ウォーキングや公式競技のビーチバレーなどの体験コーナーが設けられ、幅広い年齢層の男女でにぎわいました。

三田市スポーツ推進委員の指導の下、ノルディック・ウォーキングに挑戦。

 

イベント参加者の声

知人に誘われイベントに参加しました。初めてノルディック・ウォーキングに挑戦し、思ったより歩きやすくなり驚きました。健康のために15年ほど前からランニングを始め、マラソン大会にも出ています。周囲にワールドマスターズゲームズに出場した人がおり、私も参加してみたいと思っています。

 

 

ワールドマスターズゲームズ2027関西

ワールドマスターズゲームズ2027関西のページ

SCENE2 -兵庫県ツキノワグマ対策連絡会議- 集落を中心に対策を強化しクマによる人身事故を防ぐ

近年、県内でも山林に近い集落周辺でクマの出没が増えています。県では、集落内の果樹をはじめとする誘因物の除去、クマ生息地での餌となる広葉樹林の育成など、すみ分けによる人とクマの共存に取り組んでいます。

5月18日には県庁で兵庫県ツキノワグマ対策連絡会議を開催。齋藤元彦知事は「ハイキングなどで山に入る季節になり、クマとの遭遇スクが高まっているので、人身事故の発生を防ぐ対策を強化したいと思います」と述べました。

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クマ対策のポイント

  • 夜間は人里でも出没するため、鈴やラジオを携行する。
  • 農地は電気柵で防護し、不要な果樹は伐採する。
  • 生ごみや食べ物を屋外に置かない。
  • 山裾のやぶや樹木は刈り払い、集落との境界を明確にする。
  • 集落やその周辺でクマやそのふん、足跡を見つけたら、最寄りの行政機関に連絡する。

ツキノワグマによる人身被害防止のページ

兵庫県職員のまなざし(職員インタビュー vol.1)

一人一人の最善の支援を問い続ける

県職員の精神保健福祉士として20年以上現場に携わり、一人一人に寄り添った支援を続けてきた長岡美佐専門員。
精神保健福祉士の役割や日々の支援の中で大切にしている考え、今後の目標について聞きました。

兵庫県精神保健福祉センター
精神保健福祉士 長岡美佐専門員

 

人に寄り添い、支援をつなぐ仕事

精神保健福祉士は、精神に障がいのある方の人権を守り、相談者に寄り添いながら地域で安心して暮らせるよう医療・福祉・行政などの支援をつなぐ“橋渡し役”となる仕事です。これまで、養育困難な家庭の支援、発達障害の子どもを持つ家庭の支援、虐待を受けて育った方のケアなどに携わりながら、一人一人の生活と向き合ってきました。

忘れられない経験がもたらした転機

中でも大きな転機となったのが、県立こども病院で勤務していた時の経験です。入院中の子どもの育児について虐待の疑いがあると医師から連絡を受け、保護者と面談を行いました。児童養護施設への入所を提案しましたが、保護者には自ら育てたいという強い思いがあり、総合的に検討した結果、最終的には見守るという判断をしました。しかしその後、その子どもは自宅での事故で障害が生じてしまいました。この経験は、私にとって忘れることのできないものとなりました。

最善の支援を問い続ける

以後、一層研さんを重ね、医療現場と児童相談所をはじめとする関係機関との連携を密にしながら、多様な選択肢の中で「何が本人にとって最善か」を問い続けてきました。今も、時折この出来事を思い返し、その重みを胸に、精神保健福祉士としての責任を深く自覚しています。


長岡さんがいつも使っているという精神保健福祉法の本。

つながりが支援を支える

仕事の意義を強く感じるのは、これまでの経験で築いてきたつながりが、新たな支援の場で生きた瞬間です。県立ひょうごこころの医療センターで相談員を務めていた際、受け入れが難しい相談者を、以前の部署で関わりのあった医師につなぐことができました。日々の丁寧な関係づくりが、確かな支援に結びついたことに、大きな手応えとやりがいを感じました。

ここで暮らしてよかったと思える兵庫県を目指して

私の目標は、精神に障がいのある方が「兵庫県で暮らして良かった」と心から思える環境を整えることです。そのためには、医療機関や福祉施設・教育機関・行政などがそれぞれの専門性を高めるだけでなく、分野や組織を超えた連携をより強固にしていくことが欠かせません。これからも、患者や相談者、そのご家族、そして関係機関の方々との一つ一つの縁を大切にしながら、これからも、目の前の一人一人に誠実に寄り添い続けていきます。

 

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