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患者と向き合い地域に根差した医療を

県は、へき地等で勤務する医師を確保するため、神戸大学や兵庫医科大学など対象5大学において修学資金の貸与を受けながら学び、医師となって9年間の勤務年限を終了すれば返済が免除される「県地域医療支援医師修学資金制度」を設けています。制度を利用している公立浜坂病院総合診療科医長の古畑博史さんに話を聞きました。(取材・文 本紙編集部)
 


入院患者に体調を聞く古畑さん。
「患者さんとはコミュニケーションを密に
取るよう心がけています」
 


月2回、訪問診療も。
「診療所だけでなく介護老人保健施設も少ない地域では、患者さんの自宅を施設や病院のように使う必要があります」

 

Q.制度利用の理由は。
神戸市の実家から通える医学部を志望していました。兵庫医科大学は経済的に無理と諦めかけた時に制度の対象だと知り、挑戦しました。入学金、授業料に限らず生活費まで貸していただき、大変ありがたかったです。

Q.在学中、地域医療について感じたことは。
県のプログラムで公立浜坂病院を訪問する機会があり、開業医が閉院していく中で地域の病院はかかりつけ医の役割も担っていると教わりました。へき地で働く重要性を知り、身が引き締まりました。

Q.県の地域医療の印象は。
県では毎年、修学資金を受けた医師が20人ほど地域の病院に赴任します。一人の医師が地域に根付くのは現実的に難しい中、医師が確保できているという点では充実していると思います。

Q.今後の抱負は。
総合診療科は、特定の臓器や病気に限定せず患者さんの体全体を診ます。地域のかかりつけ医として初診から治療、場合によっては看取(みと)りまで、一人一人と向き合える今の仕事にやりがいを感じています。別の科の医師や理学療法士、看護師とも連携しながら、患者さんの病気だけでなく人生も診ることができる医師になるため、これからも頑張りたいです。

 

問い合わせ

県医務課

【電話】078-362-3606
【ファクス】078-362-4267

制度の対象などについて、詳しくは兵庫県養成医師制度についてのページへ

 

 

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