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先天性サイトメガロウイルス感染症
「サイトメガロウイルス」というウイルスをご存知ですか?
サイトメガロウイルスはいたるところにある、ありふれたウイルスで、感染した時の症状はほとんどないか、風邪症状にとどまることが多いものです。
しかし、妊娠中のお母さんが感染した場合(初感染)には、赤ちゃんにまで感染が及ぶことがあり、赤ちゃんが何かしらの障害を持って生まれる可能性があるため、妊娠中に感染しないことが重要です。
また、以前お母さんに感染していたウイルスが体の中に潜んでいる場合、そのウイルスが妊娠中に増殖してしまい(再活性化)、子宮内の赤ちゃんに感染してしまうこともあります。
お母さんが感染したからと言って赤ちゃんに必ず感染がおこるわけではありません。子宮内の赤ちゃんへの感染は、初初感染でおよそ40%、再活性化ではもっと低いと考えられています。
日本では、300人に1人の割合で感染した赤ちゃんが出生し、うち30%に聴覚障害等が発生する恐れがあります。(兵庫県内であれば年間約30人程度)
そこで、【1.妊婦さんへの啓発、2.生まれた子供に対する検査、3.聴覚障害の予防や早期発見・早期治療に向けた県内の体制整備の検討】を推進します。
【妊婦さんへの啓発資材】
- 「妊娠中の感染予防のための注意事項ー11か条ー」(チラシ)(先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症患者会「トーチの会」作成)
- 「サイトメガロウイルス母子感染に注意しましょう」(冊子)(「母子感染のリスク評価と先天性感染の新たな診断・予防法の開発研究」班作成)
先天性サイトメガロウイルス感染症の検査や治療について
新生児難聴の主な原因のひとつに、先天性サイトメガロウイルス感染があります。
新生児聴覚スクリーニング検査で要再検(リファー)の場合は、生後21日以内の赤ちゃんの尿による検査を行うことが強く推奨されています。
【妊娠中、出産後に配布するチラシ】
先天性サイトメガロウイルス感染症の検査や、症候性の精査・治療を実施している医療機関一覧
自院で検査や治療を実施していない場合は、以下の一覧をご活用ください。
- 新生児聴覚検査リファー児に対し先天性サイトメガロウイルス感染症の検査を実施している施設一覧(PDF:148KB)
- 先天性サイトメガロウイルス感染症の症候性かどうかの精査・治療実施医療機関リスト(PDF:146KB)
関連ページ・関連チラシ
<関連ページ>
- 新生児聴覚スクリーニング検査について(サイト内リンク)
- サイトメガロウイルス、トキソプラズマ等の母子感染の予防と診療に関する研究班(外部サイトへリンク)
- 先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症患者会「トーチの会」(外部サイトへリンク)
- 先天性サイトメガロウイルス感染症とは(厚生労働科学研究費補助金成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)(外部サイトへリンク)
先天性サイトメガロウイルス感染症対策のための妊婦教育の効果検討、妊婦・新生児スクリーニング体制の構成及び感染新生児の発症リスク同定に関する研究
<関連チラシ>