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更新日:2024年8月21日

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農林水産部

業務内容

食と暮らしを創造するひょうごの「農」の実現を図るため、農林水産業の振興に関する施策に取り組んでいます。

組織

課名

業務内容

総務課

食と暮らしを創造するひょうごの「農」の実現を図るため、農林水産業の振興に関する施策に取り組んでいます。

総合農政課

農林水産業振興施策の総合的な企画・調整・推進や、農林水産業に係る試験研究機関の総合的計画的推進を行っています。また、農業振興地域の整備に関する法律を施行しています。

このほか、農林漁業者と異業種との連携により県産農林水産物の新たな価値創造に取り組む「農」イノベーションひょうごの推進や、6次産業化に向けた支援を行っています。

農業経営課 効率的・安定的な農業経営を推進するため、経済的に自立できる農業者や集落営農組織など農業の担い手の育成や、担い手への農地集積等に対する支援及び各種施設整備等の事業を行っています。また、米の計画的な生産や地域の創意工夫を生かす水田農業の振興を推進しています。
流通戦略課

卸売市場の整備促進や流通改善対策等を推進し、食料品の需給と価格の安定を図るととともに、食品表示法に基づく食品表示の適正化等を通じて食の安全安心を推進しています。

また、県内農林水産物を対象とした「ひょうご食品認証制度」、「輸出促進」等によるブランド化を進めるととともに、県民等へのバイオマス利活用意識の醸成等を通じて「農のゼロエミッション」を推進しています。

農林経済課
  1. 農業協同組合法に基づく農業協同組合等への指導
  2. 農業保険法に基づく農業共済組合等への指導
  3. 農業制度資金に関する事務
  4. 農業協同組合法、水産業協同組合法及び森林組合法に基づく検査
農業改良課
  1. 効率的かつ安定的な農業経営体の育成及び農村生活の改善をめざして、農業改良普及センターにおける普及活動の企画・運営を行っています。
  2. 安全・安心な農業物生産の基盤となる減化学合成肥料や減農薬等による環境創造型農業の推進を行っています。
  3. 農薬・肥料の適正使用及び農産物生産のための健康な土づくりの推進を行っています。
農地整備課

食料の安定供給を図るため、ほ場や農道、ため池や農業用用排水路等の農業生産基盤の整備のほか、集落道や農村公園、集落排水施設等の農村環境の整備をはじめ、ため池や井堰の整備、地すべり防止対策、農地・農業用施設の災害復旧等を行っています。

また、農地や農業用水等の資源を良好な状態に保つ地域ぐるみの取り組みの支援(多面的機能支払交付金制度の実施)や過疎化・高齢化が進む中山間地域の農山村集落の活性化(中山間地域直接支払制度等)も行っています。

その他、土地改良区の指導・監督をはじめ、土地改良施設の維持管理、換地業務、地籍調査を推進しています。
農産園芸課

消費者・実需者に信頼・支持される農産物づくりを進めるとともに、特長あるひょうごの農産物の販売促進により、県産ブランドの確立を進めています。

また、「兵庫県立フラワーセンター」「県立公園あわじ花さじき」など花をテーマとした拠点の管理運営を行っています。

畜産課 新鮮・良質で安全な畜産物の提供に向け、酪農、肉用牛、養鶏、養豚及び養蜂等畜産の振興を図るため、畜産経営の安定、家畜の能力向上、畜産環境の保全及び家畜衛生対策等に関する様々な施策を推進しています。また、獣医師や動物用医薬品取扱業者に関する指導などを行っています。

林務課

森林が持っている木材生産機能をはじめ、水源かん養、県土の保全などさまざまな機能を高度に発揮させることを目的として、作業道等の路網整備、林業労働者の安定的確保、森林組合の育成強化、木材の需要拡大に関する企画や事業を行っています。

治山課

山崩れや土石流、地すべり等の山地災害から県民の安全で安心な暮らしを守るため、山腹崩壊地の復旧をはじめ、第4次山地防災・土砂災害対策計画に基づく土砂流出・流木防止対策の治山ダム整備や斜面崩壊防止対策工事及び森林整備を行っています。

さらに、森林の公益的機能を維持・保全していくため、多様な地域特性を活かして森林の保全・再生をめざす「新ひょうごの森づくり」、森林の防災機能の強化を図る「災害に強い森づくり」、森の大切さへの理解と関心を高める「森づくりの普及啓発」「ふるさとの森公園や三木山森林公園の運営・管理」、さらには保安林制度や林地開発許可制度の適切な運用と森林病害虫防除を進める「森林の保全」を柱として、各種事業を実施しています。

水産漁港課
  1. 漁業の許可及び漁業調整、資源管理型漁業や漁場環境の保全・回復を推進
  2. 浜の活力再生プランの取組支援、就業者対策、特定漁獲物の漁獲証明、魚食普及活動を推進
  3. 漁場の整備、漁港基盤の整備、海岸保全施設の整備、漁業施設の整備支援

地方機関・施設一覧

主要施策等

  1. ひょうご農林水産ビジョンに基づき、以下の施策を推進しています。
    • (1)需要に応える農業の競争力強化と持続的発展
      消費者・実需者の多様なニーズに対応し、都市近郊の立地やひょうご五国の地域特性を活かして園芸作物や但馬牛など農畜産物の生産拡大を図ります。
      また、新規就農者の確保・育成や集落営農組織等の法人化により、効率的かつ安定的な農業経営を行う、多様な担い手の確保を進めます。
    • (2)木材の有効利用と森林の保全・再生
      新たな用途の開拓等による木材の需要の拡大を図り、効率的かつ安定的な原木の供給による収益の確保と経営企画力の高い人材等の確保・育成により、植林・保育・伐採・利用の林業生産サイクルが実現する「資源循環型林業」の構築をめざします。
      また、森林の多面的機能を持続的に発揮させる豊かな森の保全・再生を図ります。
    • (3)豊かな海の再生と水産業・浜の活性化
      海域の生物生息環境の保全・回復と水産資源の増殖・適正管理などによる豊かな海の再生をめざします。
      また、経営感覚に優れた人材の確保・育成や、養殖との複合経営、次世代型沖合底びき網漁船の建造推進など収益性の高い経営モデルの実践・拡大により、経営の強化を図り、漁業体験等のマリンツーリズムも含めた漁村地域の活力向上を図ります。
    • (4)新たな価値創出による需要の開拓
      マーケットインの発想により、安全・安心はもとより、商品価値の高い農林水産物等の生産、新商品・新サービスの開発、輸出の促進等により国内需要の拡大や海外市場の開拓を推進します。
      また、卸売市場や直売所等、多様な流通チャネルを活用し、県産農林水産物を求める消費者等へ安定的に供給するともに、生産者と消費者が、農林水産業・農山漁村をともに支える県産県消を推進します。
    • (5)活力ある農村(むら)づくりの推進
      持続的な営農に加え、地域の共同活動、野生動物の被害対策などの取組を通じて、農業・農村の多面的機能の維持・発揮を図ります。
      また、若者、女性、高齢者、移住者など多様な人材が能力を発揮し、農産物の生産、加工・直売、農家レストラン等の農業・農村関連ビジネスに取り組み、農村の持続的発展と活力の向上をめざします。
    • (6)食と「農」に親しむ楽農生活の推進
      市民農園の利用や二地域居住の促進などにより、県民誰もが「農」に親しみ、ゆとりとやすらぎが実感できるライフスタイル「楽農生活」の実現をめざします。
      また、食と「農」について理解を進め、和食をはじめとする食の継承、新たな地域食の創造を推進します。