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更新日:2024年9月12日

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選手を支える朝ごはん

ヴィッセル神戸
三木谷ハウス
調理スタッフ藤本有希子さん

朝日と朝ごはんで一日の元気を摂取

朝って明るいイメージで大好きです。特に朝日を浴びるのが好きですね。朝日は体内時計をリセットする効果もあるとも言われていますよね。朝起きてブラインドから差し込む朝日を浴びながら体を伸ばすと、元気をもらっているなぁと実感します。

思い返すと学生時代は、朝ってあまり意識していませんでした。でも、働き始めてから朝を大切にするようになって、朝もしっかり栄養をとっています。この仕事をしていると、毎日の食事が体に与える影響も身をもって分かりますし、ご飯を食べるという行為自体が「健康」に繋がっているんだなと実感します。

朝からしっかりタンパク質を摂取しています

朝ごはんは、3食の中でも一番空腹の状態で摂取する食事です。だから栄養の摂取が良いので、一日のエネルギーとなるタンパク質をしっかり摂ることが大切なんです。タンパク質はユース年代の選手であれば、1日150g、1食50gを目安にしていますし、一般の方であれば、1日に体重と同じだけのグラムを摂取いただくと、一日が元気になると言われています。

私は朝スムージーを飲みますが、それだけにならないようにもう一品卵などを食べるように意識しています。ちなみに卵と牛乳のセットはおすすめですね。朝、何かにプラスして卵、豆腐、魚、ハム、チーズ、納豆などの食材を摂取できると良いですね。

楽しく摂取するための一工夫

ユース年代の選手にとっては、食事も大切な時間なんです。でもやっぱり朝が苦手な子や好き嫌いがある子はいます。毎日必要な栄養素を摂取してもらうには、食品の構成は変えずに、「見た目」「味付け」「配置」「食材の切り方」など、同僚の主婦の方の目線もいただきながら一工夫加えるにようにしているんです。

時には、嫌いな食材だからこそ、サッカーに通ずる栄養素をカウンター越しに伝えてあげています。そうすると目に見えて選手のコンディショニングがよくなったり、いつの間にか牛乳が嫌いだった選手が、2杯、3杯と飲むようになっていたりして、その瞬間はやっぱり嬉しいですね。

ホテルや寮のような朝ごはんが食べられる場所があれば素敵

朝ごはんの大切さは、やっぱり何故、朝ごはんを食べる事が必要なのかが分からないと伝わらないかなって思います。食べる環境があれば食べるけど・・という人も多いのかもしれません。外でもホテルや寮で出しているような朝ごはんが食べられる場所があれば素敵かもしれないですね。

「アサ@」に参加する理由/ヴィッセル神戸

「HYOGOアサ@プロジェクト」の趣旨は、兵庫で迎える「朝」を大切にし、朝食の欠食問題や生活習慣の改善等への気づきのきっかけづくりを起こすことだと伺っています。
ヴィッセル神戸も地域に密着したプロスポーツクラブとして、スポーツを通じた健康促進等に積極的に取り組んでいることから、今回のご趣旨に賛同し、本プロジェクトに参加しました。
地域の皆様の「朝」が素敵な時間になるようクラブとしても積極的に本プロジェクトに協力いたします。

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