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脳卒中、心臓病その他の循環器病は生命に関わる疾患であり、本県の死因順位別では、2位「心疾患(15.0%)」、4位「脳血管疾患(6.3%)」(令和4年人口動態統計)と死亡原因の上位を占めています。
令和元年12月に「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器に係る対策に関する基本法」が施行され、同法に基づき令和2年10月に「循環器病対策推進基本計画」(以下「基本計画」という。)が策定されたことに伴い、本県では令和4年3月に「兵庫県循環器病対策推進計画」(以下「県推進計画」という。)を策定しました。
その後、循環器病の予防や循環器病患者等に対する保健、医療、及び福祉に係るサービスの提供に関する状況の変化等を勘案する必要があることなどから、国において令和5年3月に第2期の基本計画が策定されました。これらの状況をふまえ、本県においても県推進計画を改定し、本県の実情に応じた循環器病対策のさらなる推進に努めます。
令和6(2024年)度から令和11年(2029年)度までの6年間とします。
「2040年までに3年以上の健康寿命の延伸」及び「循環器病の年齢調整死亡率の減少」を目指します。
「循環器病の予防や正しい知識の普及啓発」や「保健、医療及び福祉に係るサービスの提供体制の充実」等に基づく各個別施策に取り組むことにより、予防から治療、在宅療養、就労支援に至るまで総合的な循環器病対策を展開します。なお、県推進計画は、国基本計画に基づくほか、「兵庫県保健医療計画」、「兵庫県健康づくり推進実施計画」、「兵庫県老人福祉計画」などの諸計画や「ひょうごビジョン2050」と整合を図るものとします。
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