本県では、温室効果ガス排出量の削減、再生可能エネルギーの導入、温室効果ガス吸収量の増加等に取り組んでいます。近年では藻場・浅場等の海洋生態系に取り込まれた炭素が「ブルーカーボン」と命名され、吸収源対策の新たな選択肢として注目されています。このような背景を踏まえ、生産量が全国トップクラスである本県の養殖ノリに着目し、養殖ノリの CO2 吸収固定量の定量化及び乾のり製造工程における省 CO2 化を検討するため、「ノリ養殖に関するブルーカーボンクレジット検討会」(以下「検討会」という。)を令和5年7月21日に設置しました。令和6年度にかけて、養殖ノリのブルーカーボンクレジットの可能性について検討しました。(令和6年度第2回検討会を持って、本検討会は終了しました。検討結果をもとに令和7年度以降、クレジット化を目指します。)