ここから本文です。
2022年4月、JR西日本は利用が少ない区間を発表しました。
兵庫県内では、山陰線(城崎温泉駅~浜坂駅、浜坂駅~鳥取駅)、加古川線(西脇市駅~谷川駅)、姫新線(播磨新宮駅~上月駅、上月駅~津山駅)、播但線(和田山駅~寺前駅)の4路線6区間がその対象となりました。(右図参照)
これらの路線は、通勤、通学、通院、買い物など住民の暮らしに欠かせない重要な社会インフラです。
また、観光など交流人口の拡大や、災害時におけるリダンダンシー(代替性)を確保するためにも必要不可欠です。
このため、県では沿線市町やJRなど関係者と連携し、利用促進策に取り組んでいます。
架替後の余部橋梁を通過する特急はまかぜ
山陰線は、京都駅(京都府)から幡生駅(山口県)を結ぶ長さ約680kmの路線で、兵庫県内は梁瀬駅(朝来市)から居組駅(新温泉町)まで約90kmの区間があります。
平成17年から平成22年にかけて余部橋梁の架け替えを行い、強風による運行制限(列車の遅延や運休)が軽減されたことで、運休本数は架替前の平成21年の114本から、架替後の平成23年は6本と、大幅に改善されました。
加古川線は、山陽線加古川駅(加古川市)と福知山線谷川駅(丹波市)を結ぶ、長さ約49kmの路線です。
1995年に発生した阪神・淡路大震災では、東海道線と山陽線が不通となったことから加古川線は迂回ルートとして利用され、谷川駅では最大で震災前の33倍の人が乗り換えを行いました。
平成13年から平成16年にかけて電化・高速化を行い、速達性・快適性の向上が図られました。
加古川線を走行する列車
三日月駅(佐用町)に停車する列車
姫新線は、姫路駅(姫路市)から新見駅(岡山県)を結ぶ長さ約158kmの路線です。
平成18年から平成21年にかけて新車両導入や線路改良などの輸送改善事業を行い、姫路駅と上月駅間の運行時間が9分短縮されました。
播但線は、姫路駅(姫路市)から和田山駅(朝来市)を結ぶ長さ約65kmの路線です。
加古川線同様、阪神・淡路大震災では迂回ルートとして利用され、阪神・播磨地域の方の生活を支えました。
平成21年から平成25年にかけて、特急「はまかぜ」の新車両を導入し、大阪駅と浜坂駅間の運行時間が12分短縮されました。
1995年 震災時に迂回ルートとして利用されていた際の和田山駅(出典:「よみがえる鉄路」阪神・淡路大震災鉄道復興記録編纂委員会)
お問い合わせ