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フェアトレードとは、開発途上国から原材料や製品を適正な価格で購入することにより現地の生産者の生活向上と自立を目指す貿易の仕組みです。しかし、フェアトレードの基準を満たす製品が少ないこともあり、あまり知られていません。認知度を上げるため、神戸学院大学の辻幸恵教授のゼミでは、授業の一環としてオリジナルの紅茶を作ることにしました。原料の茶葉は、神戸紅茶(株)がフェアトレード認証生産者から基準に従って調達したものを対象に3月以降、試飲を重ねて選定。いずれもインド産で、癖のないアッサムをベースにアールグレイをブレンドしました。並行して進めたパッケージデザインも8月に決定し、来年4月には学内で販売予定です。購入することで社会貢献できるフェアトレード製品をぜひ試してほしいです。(神戸学院大学経営学部辻ゼミナール3年生 塩本聡吾さん)
コアメンバーの皆さん。資金はクラウドファンディングで募り、9月に目標額を達成しました。
パッケージは人の目に留まるデザインを心がけ、神戸紅茶(株)のアドバイスも受けながら改良を重ねました。裏面にはフェアトレードについて記した文章も。1個150円。
茶葉の抽出効率が良いテトラ型のティーバッグを採用。
12月8日(日曜日)に甲南大学岡本キャンパス(神戸市東灘区)で行われる「SDGsマルシェ」で先行販売!
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神戸学院大学経営学部辻ゼミナール
【電話】078-974-1551(同大学)
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