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淡路島での勤務も2年目を迎えました。
今年度も、島の活性化、魅力発信に力を注いでまいります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
4月13日、いよいよ大阪・関西万博が開幕しました。
兵庫県では、ひょうごフィールドパビリオン(以下、FP)をはじめ、国内外から関西に訪れる多くの方々に兵庫の魅力を発信・体験いただける取組みを進めています。
ここ淡路島でも、29のFPプログラムが認定されています。先日、それらのプレーヤーが一堂に集い、万博に向けての決意を新たにするイベント「やるぞ!淡路島ワンチームナイト」が開催されました。
参加された皆様からは、それぞれの取り組み、そして万博に向けた決意を発表いただき、活発な意見交換が行われ、大いに盛り上がりました。
印象深かったのは、「淡路でずっと暮らしているけど、意外と知らない取り組みが多く、島の魅力を再発見した」というご意見が多かったこと。
FPの目的は、観光誘致だけにとどまりません。地域の方々自身が地域の魅力を再発見し、誇りを持ち、そして新たな繋がりを育んでいく…。そのような地域内の好循環がここ淡路島では着実に生まれてきていると感じました。
淡路島の魅力といえば、素晴らしい農畜水産物、それらを活用したおいしい食事、渦潮をはじめとした美しい自然、創意工夫を重ねる地場産業などが知られていますが、それに加えて忘れてはならないのが「文化」です。中でも俳句は江戸時代から島の暮らしに根ざしてきました。
関東大震災時に東京市長を務め、俳人としても名高い、淡路島出身の偉人・永田青嵐の功績を顕彰する全国俳句大会が開催されました。今回は、国内外から7,968句の応募があり、3月9日に表彰式が行われ、島内外からの熱い関心を感じる大会となりました。
洲本市三熊山の遊歩道に、この度新たな俳句の名所「句碑の径」が誕生しました。
淡路島で活動する「あわじ島句会」、「淡路若葉会」の皆様が詠んだ句の句碑26基が並び、訪れた人々に静かな感動を与えてくれます。完成記念式典では、参加者の俳句への思いや島への愛着が語られ、暖かな雰囲気に包まれました。
一人暮らしも2年目に突入。手が空いているときは、お弁当も作ったりしています。自然豊かで、それでいて暮らしやすい淡路島での生活、楽しんでいます。
“燕尾服 纏った猫と 春の宵”
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