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兵庫の酒米
栽培されている主な品種
| 品種名 | 来歴 | 特徴 | 田植時期 | 収穫時期 |
|---|---|---|---|---|
| 山田錦 | 「山田穂」と「短稈渡船」を両親に兵庫県で育成 | 酒造好適米のうち酒造家から非常に人気がある品種。 特に、豊潤な酒ができると評判が高く、消費者の知名度が高い。 本県産の生産量は、全国の約6割を占めている。 |
6月上旬 | 10月中旬 |
| 兵庫夢錦 | 「菊栄と山田錦を交配したF2」と「兵系23号」を両親に兵庫県で育成 | 本県の西播磨地域に適した酒造好適米。 大粒で心白の発生が良く、酒造適性が高い。 |
6月上旬 | 10月上旬 |
| 兵庫北錦 | 「なだひかり」と「五百万石」を両親に兵庫県で育成 | 本県の但馬、丹波地域に適した酒造好適米。 大粒で心白の発生が良く、酒造適性が高い。 耐倒伏性が強い。 |
5月上旬 | 9月上旬 |
| 五百万石 | 「菊水」と「新200号」を両親に新潟県で育成 | 全国の作付面積が酒造好適米の中で最も多く有名な品種。東北南部から九州北部まで幅広く栽培されている。 加工適正が良い。 |
5月上旬 | 9月上旬 |
品種別栽培面積と栽培地域
| 品種 | 面積(ha) | 「山田錦」は北播磨地域と阪神地域の一部で 「兵庫夢錦」は西播磨地域で、「五百万石」と「兵庫北錦」は但馬、丹波地域で、主に栽培されています。 |
|---|---|---|
| 山田錦 |
4,610 |
|
| 兵庫夢錦 |
54 |
|
| 兵庫北錦 |
46 |
|
| 五百万石 |
121 |
|
| その他 |
441 |
|
| 酒造好適米計 |
5,272 |
出典:農産園芸課調べ
酒米「山田錦」について
![]() 山田錦の玄米(左)と精米(右) |
- 「山田錦」の歴史
大正12年に兵庫県立農事試験場(現在の県立農林水産技術総合センター)で、「山田穂」と「短稈渡船」を交配し、昭和3年に酒造米試験地(現在の酒米試験地)で産地適応性の試験が行われ、昭和11年に「山田錦」と命名され本県の奨励品種となりました。 - 「山田錦」の栽培適地
山田錦の栽培適地は三木市、加東市付近で地域の水田土壌は粘土質、地形は山間又は盆地となっています。なかでも東西に開けた中山間の谷あいや盆地では、夏季の気温の日較差が10℃以上に達し、山田錦の登熟や心白の発現に非常に条件が揃った地域です。 - 「山田錦」の特徴

良い酒米に求められる条件は、- 大粒であること
- 心白が鮮明に中央にあること
- タンパク質含量が少ないこと
- 兵庫県の山田錦生産
兵庫県の山田錦の出荷量は約16,031トン(令和4年産)で、全国の57%を占めています。兵庫県は名実ともに日本一の「山田錦」の産地となっています。
