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防災・減災について学ぶ「みらいえDE防災体験」が西脇市茜が丘複合施設Miraieで開催され「生活の絆が深まる分科会」と「恵み豊かな環境が持続する分科会」が新聞グッズ作りのワークショップを実施しました。
「生活の絆が深まる分科会」は、地震で窓ガラスや食器が床に散乱したときや避難所で冷たい廊下を素足で歩くことになったときに新聞紙さえあればすぐに作れて自分の身を守ってくれる『新聞スリッパ』を、「恵み豊かな環境が持続する分科会」は、意外に簡単に作れて丈夫で便利な『新聞エコバック』を紹介しました。
春の到来を実感させる暖かい日差しの中で、芝生の心地よさを味わいながら、小さな子どもたちから高齢の方まで楽しく新聞グッズ作りに取り組んでいただきました。「作り方が分かってうれしいです。」「家に帰ってから、もう1つ作ってみます。」「地震に備えて各部屋に新聞を用意しておきます。」との感想を多く聞くことができました。
ビジョン委員会ブース
新聞エコバック作り
新聞エコバック出来上がり
賑わうビジョン委員会ブース
新聞スリッパ作り
はしご車も登場
2月10日に春メニューのテストキッチンを、2月22日にレシピブック用の写真撮影を行いました。作成チームが春メニューに選んだのは、昔からこの地域でひなまつりの頃によく食べられていた「ちらし寿司」と「山菜と高野豆腐の煮物」、それに、特産品のトマトを使った新しい郷土料理の提案として「とまとのお吸い物」、デザートに「よもぎ餅」です。北播磨の食材の美味しさを生かした懐かしいふるさとを感じさせるメニューとして選びました。
3月10日には、北播磨の特産として全国区の知名度を誇る酒米「山田錦」の米粉を使って「トルティーヤ」と「パンケーキ」を作りました。タコスソースには、地元の野菜と北播磨特産品・黒田庄和牛のミンチを使い、味は超一級です。この活動は令和3年度も続きます。素敵なレシピブックの完成をご期待ください。
春のメニュー
テストキッチン(2月10日)
写真撮影(2月22日)
山田錦を使ったメニュー
網引湿原サポートユニットの上山さん、緒方さんから、あびき湿原保全事業のアイデアについて発表を聞きました。あびき湿原サポートユニットでは、あびき湿原保全のために今必要なことは、まず、人々にあびき湿原に興味を持ってもらうことだと考え、あびき湿原に生息する生き物になぞらえた性格診断アプリや、あびき湿原を訪れた人が撮った写真を動植物の名称検索に生かせるフォトフレームアプリなどのアイデアを提案しています。
あびき湿原サポートユニットの2人のような若い人たちが湿原保存の取り組みをしていることに、我々も頑張ろうと励まされるとともに、豊かな環境を持続させるという課題の重要性を痛感しました。
「HYS低温発酵有機資材・保田ぼかし」を考案された 神戸大学名誉教授でNPO法人兵庫農漁村社会研究所理事長の保田茂先生と、「コウノトリ育む農法」の確立普及に尽力された 兵庫県職員で兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科客員准教授の西村いつき先生をお招きして、人にも環境にもやさしい有機農業について講演いただきました。保田先生、西村先生の講座は毎年たいへんな人気で、募集開始とともにすぐに定員が埋まってしまいます。今年は、新型コロナ感染症拡大防止の観点から定員を絞っての募集であったため会場に入っていただける方が25名と少なく、両先生の話が是非聞きたいとの声が多かったことからオンライン配信を併せておこないました。(少しでも良い音で聞いていただこうと配信方法を検討し、時間をかけてリハーサルを行ったうえで配信したのですが、当日は途中で機材の不調が起こり音質が非常に悪くなってしまったこと、対応に手間取りましたこと、お詫びいたします。)
保田先生からは「土」がいかに大切かを、西村先生からは「コウノトリが育つような安全安心な農業」が次世代の子どもたちを健康に育てるのだということを学びました。会場の皆さんからは「安全良質な農作物ついて聞けて良かった」「感動しました」「農業についてもっと学びたい」などの声がありました。オンライン受講の方からも「子どもたちに与える食物のことをもっと考えていきたい」「ありがとうございました」などの感想をいただきました。
保田先生の講義の様子
保田先生
西村先生の講義の様子
西村先生
多可町地域共生社会づくりアドバイザー小嶋明さんを講師にむかえ、「サラダボールはなに色⇒多文化共生社会の福祉と防災の融合」をテーマに学習会を行いました。小嶋さんからは、長らく地域づくりにかかわってこられた実績をもとに「防災と福祉は切っても切れない関係であること」「災害時に高齢者や障害者などの災害弱者を守れる地域づくり」などについて具体的にお話いただきました。小嶋さんは現在もNPO法人【じ~ば】の代表として地域の高齢者を支援する互助活動に取り組まれています。また、多可町役場の生田さんから「コークゼミ・あったかは~とらいん」について、安田さんから「どうなる介護保険制度」についてお話しいただきました。
サラダボールはなに色
学習会の様子(分科会長から紹介)
講義の様子(小嶋さん)
講義の様子(生田さん・保田さん)
「子どもたちに残したい北播磨~2050年輝く北播磨の姿を描こう~」をテーマに、北播磨地域ビジョン委員や地域住民が集まり、地域で頑張る2つの団体の実践発表を踏まえ、未来の北播磨の姿についてグループごとに意見交換をしました。(今回は新型コロナ感染拡大防止に努めるため、会場を複数の会議室に分散し、オンラインで結んで実施しました。)
メイン会場とオンラインで結ばれたグループ会場
委員長挨拶(ZOOM画面から)
事例発表①(県立西脇高等学校地学部・生物部)
西脇高校発表(ZOOM画面から)
事例発表②(河高地域づくり委員会)
河高地域づくり委員会発表(ZOOM画面から)
新全県ビジョン将来構想について説明
〈交流が拡がる〉グループ討議結果
〈生活の絆が深まる〉グループ討議結果
〈文化が花開く〉グループ討議結果
〈恵み豊かな環境が持続する分科会〉グループ討議結果
〈元気な産業が興る〉グループ討議結果
総括コメント(田中教授・金澤副知事)(ZOOM画面から)
私たちの体は、私たちが食べたものでできています。子どもたちの未来を創る食べ物を自分で選べる知識を身につけませんか。
◇日時:令和3年3月5日(金曜日)
◇場所:兵庫県社総合庁舎 別館4階会議室
◇内容:
●「有機農業の考え方と栽培の方法 ~HYS低温発酵融資資材・保田ぼかしを用いた有機栽培法」 講師:保田 茂 先生
●「農薬と生き物の関係から未来を考える」 講師:西村いつき 先生
◇参加方法:会場25名 もしくは オンライン(50名) いずれも先着順
(既に定員に達しました。ご応募ありがとうございました。)
◇会場参加の皆様へ
当日は、熱・咳・のどの痛みなどの症状がある方は参加をお控えください。
来場時はマスクの着用をお願いします。
受付で検温、手指の消毒をお願いしますのでご協力をお願いします。
新型コロナウイルス感染防止に努めるため、以下のことに留意したうえで、会場を変更し、さらにオンラインを活用しながら開催します。
(1)複数の会議室に分散することによる「3密」(密閉・密集・密接)の回避
(2)身体的距離(ソーシャルディスタンス)の確保
(3)マスクの着用の徹底
(4)手洗い・手指消毒
(5)体温測定・健康チェック(受付時に検温します)
(6)発症時やクラスター発生時に備え、参加者の連絡先を把握
地域で頑張るみなさんの事例発表を踏まえて、北播磨の未来についていっしょにに語り合いませんか。
テーマ:「子どもたちに残したい北播磨」
~2050年 輝く北播磨の姿を描こう~
日時:令和3年2月20日(土曜日)13:30~16:30 (受付 13:00)
会場:県立嬉野台生涯教育センター講堂 → 兵庫県北播磨県民局 社総合庁舎会議室 (会場がへんこうになr
プログラム: (オンライン活用)
【「第7回残しておきたい”ふるさと北播磨”写真コンテスト」表彰式) (13:30~13:40) 】
(1)開会 主催者挨拶・趣旨説明 (13:40)
(2)第1部 地域づくり活動団体の事例発表(北播磨地域の活性化に取り組む優れた団体の発表) (14:00)
〇兵庫県立西脇高等学校地学部・生物部
〇河高地域づくり委員会(加東市)
(3)第2部 北播磨の未来を語り合おう (14:30)
〇新全県及び新地域ビジョン検討状況の説明(兵庫県では、2050年を想定した新しいビジョンづくりに着手しています)
〇グループ討議(下記の5つのテーマに分かれて、30年後、2050年の北播磨地域の進むべき姿について意見交換)
□交流が拡がる □文化が花開く □元気な産業が興る □生活(くらし)の絆が深まる □恵み豊かな環境が持続する
〇発表会(グループ討議の内容の発表、および講評)
(4)閉会 (16:30)
参加費:無料
参加申込:下記の入力フォームにてお申し込みください。
https://www.shinsei.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1608613624751
その他:当日は、熱・咳・のどの痛みなどの症状がある方は参加をお控えください。来場時はマスクの着用をお願いします。受付で検温、手指の消毒をお願いしますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
新型コロナウィルス感染症の影響により内容を変更する場合は、当ホームページにてお知らせします。
分科会の枠を超えて集まったビジョン委員の皆さんで、北播磨の郷土料理レシピブック作成に挑戦しています。子供の頃に食べた懐かしい郷土料理や、北播磨の特産品を使った“新しい郷土料理”。メニュー検討会では子供のころの思い出話もまじえて、数多くのメニューが提案されました。四季を代表する“北播磨らしい”料理を見つけ出し、実際に調理してみます。
12月8日に冬の料理テストキッチン、12月16日に冊子用の写真撮影を行いました。調理は楽しく和気あいあいとすすみ、試食は味付けについて意見を言いながらも美味しくいただきました。次回は春のメニューです。
テストキッチン(8日)
テストキッチン(8日)
冊子用写真撮影の様子(16日)
播州百日鶏のすき焼き
「海ごみゼロアワード(2019)」で環境大臣賞を受賞した県立神戸商業高校理科研究部の顧問・石井先生にお越しいただき、県立神戸商業高校理科研究部の実践と海ごみ問題についてお話しいただきました。県立神戸商業高校理科研究部は漂着ペットボトルの調査や海岸清掃ボランティアを通じ、海ごみ問題に取り組んでいます。今までにも、「イオンエコワングランプリ(2018」で文部科学大臣賞、「兵庫県高等学校文化部連盟自然科学部門発表会(2019)」で優秀団体特別賞とパネル発表優秀賞など、数多く受賞をしています。西舞子海岸の漂流物を調べることで、ごみの漂流ルートが分かります。太平洋や日本海に面している海岸には海外製のペットボトルが多く流れ着きますが、舞子浜に漂着するごみは日本製のものが多く、内陸部からも川や風で運ばれて海まで流れ着くと聞き、北播磨に住む我々も海洋ごみに対して無責任ではいられないと実感しました。
県立神戸商業高等学校理科研究部顧問
石川先生
1月は私たちにとって忘れることのできない阪神淡路大震災が起こった月です。生活分科会では、地域の皆さんに防災について考えてもらうための取り組みを行います。
1月16日(土曜日)西脇市茜が丘複合施設Miraieで開催される「みらいえde防災」で防災ワークショップ(災害時に役立つ新聞スリッパの作成)、1月17日(日曜日)やしろBIOで開催される「ひょうご安全の日」で防災クイズによる啓発活動を予定しています。また、今回はオンライン会議も並行して行いました。まだ練習段階ですが、今後の活動にも「オンライン」を取り入れていく予定です。
第2回生活分科会を開きました。最初にそれぞれの委員からボランティアなど現在取り組んでいる活動を含めて自己紹介を行い、続いて令和元年度北播磨地域ビジョンフォローアップ指標の結果に基づいて、生活分科会として求められる活動は何かを話し合いました。多くの意見が出ましたが、絞っていくと(1)助け合い支えあう地域システムの構築(高齢者や障がい者などの社会的弱者に我々ができること) (2)防災(前期の取り組みを踏襲し発展させる) の2点に方向づけられました。次回はさらに活動内容について検討します。
第2回文化分科会を開きました。自己紹介を兼ねて第10期の活動でやってみたいことを順に発表したところ内容は多岐にわたり、文化分科会として取り組める範囲が広いことを改めて実感しました。8期・9期で作成した「北播磨の音風景」をさらに発展させる取り組み、コロナ禍のなかでも取り組めるWeb上でのスタンプラリー、歴史街道のプラン作成、公募展覧会の開催など。いずれも、多くの人、特に若者に北播磨の魅力を知ってもらい、北播磨を訪れてもらいたいという願いが込められていました。
第2回交流分科会を開きました。第10期の活動の切り口として、輸送・移動、子午線、祭り、花(市花)、北条鉄道などがキーワードとして挙げられました。なかでも、北播磨を貫いている子午線を、地域のPRポイントとする様々な取り組みが提案され、委員の皆さんの期待が高まりました。
第2回産業分科会を開きました。今回は、第10期で取り組みたいことについて自由に意見を出し合いました。有機栽培に興味のある方が多く、育て方や収穫した野菜・米について、生産者と消費者のそれぞれの立場から様々な発言があり情報交換の場となりました。また、北播磨の特産品としての「山田錦」についてや、北播磨ならではの農と食を生かしたまちづくりについて活発な意見が交わされました。
第2回環境分科会を開きました。自己紹介の後、分科会参加の動機、環境問題への思い、第10期でやってみたいことなどについて話し合いました。参加者は多くなかったのですが、話題は様々に広がり「摘み菜会」「公園花壇のお世話」「発災時に役立つ省エネクッキング、保温調理」「リサイクル(recycle)よりリデュース(reduse)へ」「エコバック・プラスチックごみ」などのテーマが提案されました。環境をテーマに取り組めることはたくさんありそうです。
「第10期北播磨地域ビジョン委員会第1回全体会」を小野市うるおい交流館エクラにて開催しました。(新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、当初予定から2か月半延期し、十分なソーシャルディスタンスがとれるよう、より広いホールに会場を変更して行いました。)
県議会議員の皆様(藤原昭一様、藤本百男様、内藤兵衛様、大豊康臣様、村岡真夕子様)を来賓に迎え、新ビジョン検討委員の諸先生方も含め75名の参加の下、第10期のビジョン委員会の活動が始まりました。
ポストコロナ社会を見据えた『兵庫から新たな未来を創る』と題した金澤副知事の講演の後、委員長、副委員長を選任。その後、各分科会ごとに分かれて分科会長、副分科会長、広報委員の選出を行いました。質疑応答や分科会では活発な意見が交わされ、委員の皆さんの今後の活動に対する期待と熱い思いがあふれていました。
会場全体の様子
上田局長挨拶
来賓挨拶(藤原県議会議員)
金澤副知事
金澤副知事講演の様子
質疑応答
質疑応答
委員長就任挨拶(山本委員長)
副委員長挨拶(依藤副委員長)
副委員長挨拶(中野副委員長)
分科会の様子
分科会の様子
分科会説明会(恵み豊かな環境が持続する分科会・文化が花開く分科会)6月13日(土曜日)
「恵み豊かな環境が持続する分科会」と「文化が花開く分科会」の説明会を行いました。県民局よりビジョン委員会活動についての説明、前分科会長より第9期の活動についての報告・説明、県民局より具体的な活動方法についての説明を行いました。
恵み豊かな環境が持続する分科会では、9期の取り組みである「自然を食べよう!」と題した摘み菜会が好評で、今期も取り組みたいという意見がありました。また、目標を一つに特化した方が良いのか目標全てに取り組む方が良いのかという質問も出され、「『環境』というテーマには切り口が多くあるので、摘み菜会の経験を下積みとして10期の皆さんのやりたいテーマについて展開していこう」という意見になりました。
文化が花開く分科会では、8期、9期の4年間に渡って取り組まれた「音風景」の活動に関心が集まりました。「歴史が好きなので、地元の北播磨の歴史を学んでそれを発信していきたい」との意見が寄せられました。また、情報発信の方法、その拡散の状況について質問があり、これからの課題としてビジョン委員会の活動をより広く発信し認知度を上げていくことが大切であると互いに再認識しました。地域の理解を得ることがいろんな活動に欠かせないものであること、これからは地域、特に若い人や子供たちも巻き込めるような活動をしたいとの声がありました。
「元気な産業が興る分科会」の説明会を行いました。県民局よりビジョン委員会活動についての説明、前分科会長より第9期の活動についての報告・説明、県民局より具体的な活動方法についての説明を行いました。
9期の活動で取り組まれた有機農業に関心のある方が多く、「保田ぼかし勉強会」についての質問や有機農業に対する意見が活発に交わされました。「『(任期の)2年間だけで出来る』というような地域活動はなかなかない。時には10年かかっても達成しないこともある。以前の取組を継続するにしても新しいことに取り組むにしても、どちらにしても皆が同じ方向を向いていればそれなりに進んでいくのではないか」との意見が出されました。今年度の取組方向は今後の分科会で決まります。
社総合庁舎本館にて、「交流が拡がる分科会」の説明会を行いました。県民局よりビジョン委員会活動についての説明、前分科会長より第9期の活動についての報告・説明、県民局より具体的な活動方法についての説明を行いました。
「みんなの知恵を出しあって地域の人に喜んでもらえるような活動をしたい」との発言を皮切りに、公共交通機関の活性化やイベント列車などについて意見が広がりました。「コロナ禍のなかでやりにくい状況ではあるけれども、オンラインの活用にも挑戦してできることからやっていきたい」という意見も出され、次回分科会からより建設的な話し合いがなされそうです。
また、残り3つの分科会説明会も聞いてじっくり考えてから所属分科会を決めるという方もありました。
小野市うるおい交流館エクラにて、「生活(くらし)の絆が深まる分科会」の説明会を行いました。生活分科会を希望されている10名の委員の参加があり、県民局よりビジョン委員会活動についての説明、前分科会長より第9期の活動についての報告・説明、県民局より具体的な活動方法についての説明を行いました。
質疑応答では、第9期の活動に対する質問とともに、それぞれの委員が第10期で取り組みたいことについて多くの発言があり、第10期も活発な活動が期待されます。
※所属分科会は、すべての分科会の説明会が終わった後、7月4日(土曜日)の全体会で決定の予定です。
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