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3月19日の神戸新聞に、「北播磨の音風景50選」を紹介する記事が掲載されました。文化の花が開く分科会では、第8期から継続して北播磨の音風景制作に取り組み、3年目の今年、目標としていた「50選」の収録・制作が終了しました。完成した「北播磨の音風景50選」は、4月にはビジョン委員会ホームページや「ひょうごチャンネル」で見ていただける予定です。
今回、神戸新聞に掲載されたことで、多くの方に「北播磨の音風景50選」を知っていただくことができました。今後は音風景を巡るツアーの実施などに取組み、地域内外の方々に北播磨の魅力をさらにアピールしていきます。
3月9日(土曜日)交流が拡がる分科会企画の「北播磨の戦跡を巡るツアー」を実施しました。コースは、姫路市平和資料館、川西航空機工場跡石碑(姫路・京口駅前)、加西市鶉野飛行場跡(旧姫路海軍航空隊基地)、紫電改墜落による列車事故殉難の地(網引駅付近)です。当日は天候に恵まれ、穏やかな陽光の中で気持ちのよい1日を過ごすことができました。
姫路平和資料館では、戦時中の国民服や米穀通帳、当時の街の様子のジオラマ、空襲に焼かれた姫路の写真などが展示されており、平和への思いを強くしました。紫電改を製造していた川西航空機工場跡地から、運ばれた道を通って加西市へ。加西市歴史街道ボランティアガイドの説明を受けながら、約2時間半をかけて法華口駅から平和祈念の碑までを歩き、途中の指揮所跡などの防空壕や爆弾庫などを見学。甲子園球場70個分という広大な鶉野飛行場跡に建つ平和祈念の碑では、保存会の上谷昭夫さんのお話を伺い、戦争当時の様子や生き残った特攻の方の思い、これまでの保存会の苦労を知ることができました。多くの戦争遺跡が今もそのままに残っていることに驚き、北播磨の歴史遺産として大切なものであることを改めて実感しました。
鶉野飛行場跡 平和祈念の碑
防空壕(指揮所跡)入口
防空壕 内部
3月1日(金曜日)、県社総合庁舎(別館)にて、「HYS低温発酵有機資材保田ぼかし」を開発した神戸大学名誉教授・保田茂先生と兵庫県農政環境部農業改良課参事・西村いつき氏をお招きして、「人と環境に優しい北播磨有機農業講座」を開催しました。
保田先生からは「有機農業の思想と方法」と題して有機農業に取り組む基礎となる考え方を、西村氏からは「保田ぼかしの作り方と使い方~ジャガイモと人参の栽培方法~」と題して「保田ぼかし」の作り方や施肥の仕方、ジャガイモ人参の具体的な栽培方法ついて教えていただきました。
保田先生のユーモアあふれる講義に思わず笑いがおこり、西村先生の実践に直結した講義には真剣にメモをとる姿が見られ、3時間の長時間の講義も短く感じるほど受講生の皆さんは熱心に取り組まれていました。質疑応答では、実際に取り組んでみて感じた疑問や質問が次々と寄せられ、その都度の明快な回答に質問者、会場ともども納得。北播磨で有機農業のすそ野が広がりつつあるのが感じられます。
保田先生講義の様子
西村先生講義の様子
満席の会場
2月16日(土曜日)、加西市の兵庫県立フラワーセンターにおいて平成30年度北播磨地域夢会議を開催し、「地域を担う人材を育み、ともに描く"ふるさと北播磨"の未来像」をテーマに、地域ビジョン委員と地域の皆さんで北播磨の未来を語り合いました。
第1部「地域を担う人材を育む取組み事例発表」では、認定NPO法人みなみ会(西脇市)・いちば自然環境保全隊(小野市)・県立播磨農業高等学校(加西市)・県立社高等学校生活科学科(加東市)・中町北小学校播州歌舞伎クラブ(多可町)・地域交流施設「おおきなき」(三木市)が地域に根差した実践活動の発表を行いました。6つの団体による、それぞれの視点から北播磨の魅力と課題をとらえて行われた活動の報告は、同じテーマでありながら多様性に富み聴きごたえのあるものとなりました。
第2部「全体意見交換」では、北播磨の未来への希望や現在の課題などについて、地域づくりに取り組む住民の皆さんや、高校生、各市町の専門委員からの様々な意見が活発に交わされました。
熱気あふれる会場の様子
事例発表(県立播磨農業高等学校)
平成30年度の北播磨地域ビジョン委員会の5つの分科会の活動や、北播磨地域ビジョンを掲載しています。ぜひご覧ください。
「『北歩くんが行く』第5号」はこちらから(PDF:3,771KB)
平成31年2月9日(土曜日)、2月10日(日曜日)「かじやの里 メッセ三木」で第5回兵庫五国祭が開催され、生活の絆が深まる分科会では兵庫教育大学の災害支援ボランティア「コンベイ・ア・スマイル(Convey a smile)」と協同して、防災啓発ブースを出展しました。コンベイ・ア・スマイルの皆さんが東北や西日本各地の被災地を支援した記録写真のパネル展示と、被災時に役立つ新聞スリッパ製作体験のブースです。ブースは両日とも多くの人で賑わい、新聞スリッパ製作体験に約120名の子どもたちが挑戦しました。
また、北播磨地域ビジョン委員会イメージキャラクター「北歩くん」が、はばタンや同じ播磨の仲間たち(加東市の「加東伝の助」加西市の「ねっぴー」姫路市の「かんべえくん」とともに、ビジョン委員会ブースや兵庫五国祭を盛り上げました。
兵庫教育大学生のボランティアグループや応援に駆けつけてくださった地域のボランティアの方々の協力を得て、「様々な体験を通じて子どもたちの防災意識の向上を図る」 という「生活の絆が深まる分科会」の目標達成に一歩前進です。
元気な産業が興る分科会では、保田ぼかしを使った有機農法について1年間を通じて学習し、また、地域に広める活動をしています。
11月17日(土曜日)18日(日曜日)ネスタリゾート神戸で行われた「北播磨『農』と『食』の祭典」に、有機野菜の「試食・販売・ミニ説明会・パネル展示」のブースを出展しました。消費者に実際に無農薬・無化学肥料で作られたお米や野菜のおいしさを知ってもらうため、炊きたてのお米や焼きたてのさつまいもの試食を行い、大いににぎわいました。
また、啓発ちらしやパネル展示、ミニ説明会などを通じ有機農法について興味を持つ人も多く、楽しく有意義な2日間になりました。
安全良質な野菜が並ぶブース
パネルを使っての説明会
11月18日(日曜日)県立播磨中央公園では「第15回はりちゅうの日」のイベントが行われました。「北歩くん」は「はばタン」や「加東伝の助」といっしょに、子どもたちや来場者と楽しくふれあいました。
オープニングステージ
会場内を散歩する北歩くんたち
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7月18日(水曜日)、生活の絆が深まる分科会では、「117KOBEぼうさい委員会」から3名の大学生の皆さんをお招きして「ぼうさいワークショップ」を行いました。初めに『117KOBEぼうさいマスタープロジェクト』についての説明を受けた後、身近なもので簡単に作れる防災グッズの作り方を学びました。雨や寒さから身を守る「ゴミ袋レインコート」ガラスの破片から足を守る「新聞スリッパ」、どちらもいざという時に役立ちそうです。
7月17日(火曜日)、元気な産業が興る分科会では、「保田ぼかしによる健康野菜づくりの勉強会」を開催しました。当講座は人気が高く、毎回、募集するとすぐに希望者でいっぱいになる盛況ぶりです。
8回シリーズで「HYS低温発酵有機資材保田ぼかし」を使った美味しく安全な健康野菜づくりを勉強します。「天地『機』有り」有機農業とは大自然の法則を大地に生かす農業です。 第1回は有機農業の考え方と方法についての講義の後、「保田ぼかし」の作り方の実習を行いました。
7月9日(月曜日)、文化が花開く分科会では研修視察会を開き、北播磨の各地を巡り地域について見聞を広めるとともに音風景収録技術の習得練習を行いました。加西市「鶉野飛行場跡」では滑走路跡や地下防空壕など今も残る戦争遺産について、歴史ボランティアガイドの方から説明を受け、多可町「杉原紙研究所」では紙漉きの様子を見学しつつ、「音」を収録する練習をしました。また、多可町「ほたるの宿路」「ラベンダーパーク」など地域活性につながる観光資源を、実地に、あるいは車窓から見学しました。
6月4日(月曜日)に「第1回文化の花が開く分科会」と「第1回恵み豊かな環境が持続する分科会」が、6月7日(木曜日)に「第1回元気な産業が興る分科会」が開かれました。これで、5つの分科会の全てが活動を開始しました。いずれの分科会でも次々に話題が広がり、話は尽きない様子でした。今後の多彩な活動が期待できそうです。
文化が花開く分科会 |
恵み豊かな環境が持続する分科会
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元気な産業が興る分科会 |
5月30日(水曜日)に「第1回生活(くらし)の絆が深まる分科会」が、5月31日(木曜日)に「第1回交流が拡がる分科会」が開かれました。両分科会ともに、第9期北播磨地域ビジョン委員としてそれぞれが取り組んでみたいことや、北播磨地域のこれからに必要と思われることなどについて活発に話し合われました。
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5月13日(日曜日)小野市うるおい交流館エクラにおいて、第9期北播磨地域ビジョン委員の54名に対し、兵庫県知事からのビジョン委員委嘱状を濵西県民局長より交付しました。
委嘱状交付式に続く全体会では、委員長、副委員長、企画部会長が選出されました。「兵庫のビジョン」「北播磨地域ビジョン」「兵庫の行革」などの説明の後、北播磨地域の将来像「ひょうごのハートランド」実現をめざしての意見交換会を、「交流が拡がる分科会」「生活の絆が深まる分科会」「文化が花開く分科会」「恵み豊かな環境が持続する分科会」「元気な産業が興る分科会」の5つの分科会に分かれて行いました。これからは各分科会からの多彩な実践活動に向けた取組みが始まっていきます。
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5月13日(日曜日)小野市うるおい交流館エクラにおいて、第9期北播磨地域ビジョン委員の54名に対し、兵庫県知事からのビジョン委員委嘱状を濵西県民局長より交付しました。
委嘱状交付式に続く全体会では、委員長、副委員長、企画部会長が選出されました。「兵庫のビジョン」「北播磨地域ビジョン」「兵庫の行革」などの説明の後、北播磨地域の将来像「ひょうごのハートランド」実現をめざしての意見交換会を、「交流が拡がる分科会」「生活の絆が深まる分科会」「文化が花開く分科会」「恵み豊かな環境が持続する分科会」「元気な産業が興る分科会」の5つの分科会に分かれて行いました。これからは各分科会からの多彩な実践活動に向けた取組みが始まっていきます。
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北歩くんが「うれしの春のフェスティバル」に参加しました。
親子で楽しめる楽しいイベントが盛りだくさんで、北歩くんも子どもたちの大歓迎を受けて楽しい一日を過ごしました。
北歩くんが、やしろショッピングパークBioで行われたイベントに参加し「看護の日」のPRに努めました。こどもコーナー・生活習慣病予防コーナー・啓発コーナーでは、白衣体験や健康相談、ヘルスジャッジ等が行われ、日頃の生活ぶりを振り返り健康の大切さを認識する良い機会となったようです。
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