地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定の締結について
兵庫県と国土地理院は、「地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定」の締結ついて協議を重ねてきましたが、このほど両者で合意し平成25年3月8日付けで協定を締結いたしました。詳細については、つぎのとおりです。
協定の内容
(1)目的
地理空間情報活用促進基本法(平成19年法律第63号)の趣旨にのっとり、兵庫県と国土地理院が保有する地理空間情報等の相互活用及び情報、技術等の提供に関し、連携及び協力を強化することにより、国民の利便性の向上を図るとともに、県政の発展と安全安心な地域社会づくりに寄与する。
(2)協定の内容
- 地理空間情報の相互活用
- 災害対応時等における協力
- 災害対応及び防災訓練等において、相互の情報共有を図り、迅速かつ効率的な防災及び減災の推進
- 相互の技術支援
(3)協定締結の兵庫県のメリット
- 災害時
災害発生後に兵庫県から国土地理院に空中写真の緊急撮影を要請。国土地理院は災害状況等を調査し緊急撮影が必要と判断される場合は空中写真の撮影等を実施。兵庫県は空中写真等の情報を被災状況の把握や被災地対策の実施に活用。
- 平常時
兵庫県や国土地理院が保有している地図データ等を相互提供。兵庫県は国土地理院が保有している地図データや空中写真の提供を受けることができ、高度な資料作成に利用し、行政サービスの高度化を図る。
(4)添付資料
- 資料1 「地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定」(PDF:7KB)