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「家事分担を2週間逆転!大切なのは互いを思いやること」
結婚3年目を迎えた勇美貴洋さん(31)、彩佳さん(30)夫婦。ともに会社勤めですが、在宅勤務のある夫が料理や洗濯など家事全般をして、残業の多い妻が休みの日にできる家事をしています。兵庫県「家事シェアシート」で家事分担の見直しを体験してくれました。
家事シェアシートの中で「相手にやってほしい家事」を書いた時、彩佳さんが驚いたのは「洗濯しながら夫は音楽をかけて楽しそうで、洗濯が好きなのかと思ったら」。貴洋さんは「嫌いだから音楽で気分を上げていた(笑)。本当はやってほしい~」
シートで現在の家事分担をみると日々の家事は夫の方の負担が多く、もう少しシェアする必要があると感じました。また、実は感じているのに口に出さないこともあるかな……とわかりました。
そこで「2週間、家事分担を逆転!」することに。
冷蔵庫に家事シェアシートを貼り、交代内容を確認しながらの2週間でした。
最大のポイントは、ほぼ料理をしない妻が、料理をつくること。
貴洋さんは「何かあった時のために妻にもできるようになってほしい!」、彩佳さんは「将来、子どもができた時のことも考えて、効率よく作れるようになっておかなきゃね」
最初は料理をする妻の後ろで、そわそわ見たり、調味料の場所を指示したり。
彩佳さんは「段取りがよくないので、時間がすごくかかりました。でも、食べたいものを考えて、作るのは楽しかったです」
貴洋さんは「自分ばかり作ってることにちょっと不満があったけど、実際やってもらうと、料理を作ることはそんなに嫌じゃないかも」と気づいたそう。
食材の買い物も妻の彩佳さんがやりました。
「計画しておかないといけないとよくわかりました。夫が『遅くなる時は夜9時までに必ず連絡入れて』という気持ちを理解できました」「連絡がないのは忙しいんだろうなーと言わないこともあったけど、我が家のルールにすればお互いスッキリしますね」
また、以前から「食事を作らなかった方が洗い物をする」というルールがあったので、貴洋さんが洗い物を2週間してみたところ「妻が”水につけて”と繰り返し言っていた意味がよくわかりました(笑)」。
家事分担を交代することで「やっている人の気持ちや状況がすごくわかった」2人。
【勇美家の家事シェアポイント】
「やってみた!」 |
今回、勇美家では「料理代行サービス」の利用を体験。
「短時間で1週間分の料理がどんどん出来上がって、プロの技と段取りのよさにびっくり。普段の食材と調味料でこんなにいろいろな種類ができるのだ
友人が家に遊びに来た際、冷蔵庫に張ってある家事シェアシートをみて「何これ?えー、これが仲良し夫婦の秘訣なの?」と言われましたと笑顔の2人。
「話し合う機会を作ってくれるのが家事シェアシート。これからも冷蔵庫に張ったシートを見て、振り返ったり、見直ししたりして、仲良く家事シェアをしていきたいです」と話してくれました。
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