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瀬戸内海最大の島「淡路島」では、近年、島の外周を右回りに一周する約150kmのサイクリングコース「アワイチ」が、サイクリストに高い人気となっています。
「アワイチ」は、変化に富んだコースに加え、穏やかな瀬戸内の自然や景観、地元ならではの特産品やグルメ、温泉、多くの観光スポットを楽しむことができ、サイクリストの聖地としての十分なポテンシャルを有しています。
兵庫県では、こうした淡路島のサイクリングエリアとしての高いポテンシャルを活かし、サイクリングによる観光振興を促進するため、淡路島内3市や関係機関、地域の各種団体と連携し、自転車の走行環境、サイクリスト受入れ環境の改善・充実、イベントの実施や情報発信等の取り組みを展開しており、その内容について紹介します。
アワイチ(淡路島一周サイクリングルート)の取り組み(JPG:3,358KB)(別ウィンドウで開きます)(JPG:3,358KB)
令和2年度から令和3年度にかけて、「淡路地域モデルルート推進協議会」がとりまとめた「淡路地域サイクルツーリズム推進方策~アワイチ推進プログラム50~」に基づき、アワイチの路面表示を設置しました。今後も引き続き、交通拠点や観光施設への案内、サイクリスト等の意見も踏まえながら、ルート案内の更なる充実を図ってまいります。
[整備概要]
路面表示レイアウト
路面表示設置状況(県道福良江井岩屋線:洲本市五色町都志)
令和4年度にサイクリストの受入環境を整備するため、緑の道しるべにサイクルラックを設置しました。
[整備概要]
サイクルラック設置状況(緑の道しるべ大川公園:淡路市野島大川)
淡路島の豊富な観光資源の魅力を活かしたサイクルツーリズムを推進し、地域の活性化につなげるため、「自転車の走行環境整備」や「サイクリストの受入環境の充実」、「情報発信」等の取り組みについて、関係者が連携し、一体となって取り組みを推進することを目的とした協議会を設置しています。
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