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特別展「This is SUEKI-古代のカタチ、無限大!」

2026年2月27日

担当部署名/兵庫陶芸美術館企画・事業課  直通電話/079-597-3961

1.展覧会の概要
1600年ほど前の古墳時代に生まれたやきものSUEKI=「須恵器」。朝鮮半島から伝来した新たな生産技術で始まった須恵器は、その後の日本における陶磁器生産の礎となりました。
須恵器は古墳時代を通して、人々の日常生活や祭祀の場へと次第に浸透していきました。また、古墳時代には古墳で行なわれた祭祀の場、飛鳥時代以降は寺院や藤原京・平城京をはじめとした宮都、古代の役所である官衙など、時代の流れとともに使われる場面も変化し、それに合わせて須恵器も形を変えていきました。さらに、須恵器は東アジアとの交流や日本列島の文化や美意識に合わせて発展を遂げ、多種多様な造形が生み出され、その造形の幅広さからは、古代の社会と古代人の思考がうかがえます。
本展では、古墳時代から平安時代までの約500年間に、全国各地で作られた須恵器の優品を結集し、無限に広がる造形美を紹介します。各時代、各地域で生み出された洗練されたカタチや独特なカタチなどをご覧いただき、古代の人々の創造力に触れていただけましたら幸いです。

2.展覧会の特徴
(1)全国から集結する須恵器の優品約200件を一堂に展示
本展は、須恵器をテーマとした大規模な展覧会としては約半世紀ぶりとなり、さらに全国を巡回する展覧会としては初の試みです。北は福島から南は大分まで、各地で出土した須恵器を展示します。地域や時代による造形の違いや展開を一望できる、貴重な機会となっています。
(2)重要文化財を含む文化財指定品を多数展示
本展では、指定文化財36点を展示し、そのうち12点が重要文化財です(前期・後期で展示替えあり)。さらに、大阪府指定文化財4点を展示するのは兵庫会場のみとなります。また、須恵器研究の基礎資料として知られる『須恵
器大成』掲載作品も多数紹介します。

(3)日常から葬送儀礼まで、須恵器の多彩な姿に注目
朝鮮半島から、窖窯やロクロの技術が日本にもたらされたことで、須恵器の生産が始まりました。須恵器は日常生活で使われるうつわから葬送儀礼まで、幅広い場面で用いられました。本展では、当時の工人たちの高い技術力と、造形に富んだバラエティ豊かな作品を通して、古代社会における須恵器の役割と魅力に迫ります。

3.会期 2026年3月20日(金曜日・祝日)~6月14日(日曜日)

4.開館時間 10時00分~17時00分 ※入館は閉館の30分前まで

5.休館日 月曜日
       ※5月4日(月曜日・祝日)は開館
       ※5月7日(木曜日)は休館

6.観覧料 一般1,300(1,000)円、大学生1,000(800)円、高校生以下無料
       ※( )内は20名以上の団体割引料金
       ※70歳以上の方は半額
       ※障がいのある方は75%割引、その介助者1名は無料

7.会場 兵庫陶芸美術館(丹波篠山市今田町上立杭4)
 
8.主催 兵庫陶芸美術館、丹波新聞社

9.助成 美術館連絡協議会、読売新聞社

10.後援 兵庫県、兵庫県教育委員会

11.協力 丹波立杭陶磁器協同組合

12.関連イベント
◆特別講演会「須恵器-その用の美と生産者」
日時:4月25日(土曜日)13時30分~15時(開場は13時から)
講師:菱田哲郎氏(兵庫県立考古博物館長)
会場:研修棟1階セミナー室
定員:110名(事前申込制、先着順)
参加費:無料※要観覧券の半券必要

◆ワークショップ「須恵器をつくろう!」
日時:4月18日(土曜日)及び19日(日曜日)
講師:当館陶芸指導員
会場:当館エントランス棟1階 工房ほか
定員:35名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
参加費:有

◆当館学芸員によるギャラリートーク
日時:3月21日(土曜日)、4月4日(土曜日)、5月2日(土曜日)、5月16日(土曜日)、5月30日(土曜日)、6月13日(土曜日)
いずれも11時から1時間程度
※参加には当日の観覧券が必要です。

※各イベントに関する詳細は、お問い合わせください。

13.その他
展覧会を含め各イベントにつきましては変更・中止なる場合があります。最新情報は、当館ホームページ等でご確認ください。