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平成も後ひと月足らず。令和元年の始まりです。
但馬県民局でも、4月1日に22名の新規採用職員を迎え、各職場ともフレッシュな雰囲気に包まれた、新年度のスタートです。
少子高齢化、加速化する人口減少、若者の域外流出等の諸課題に対応するため、県民局では、今年度、次の3つを柱として、「あしたのふるさと但馬」を目指し、諸施策を積極的に進めます。
今年は、未だかつてないほど雪の少ない冬となりましたが、そんな但馬にもようやく本格的な春の訪れです。
まもなく満開を迎える但馬の桜を紹介します。
城崎温泉街の大谿川(おおたにがわ)沿いの桜
円山川沿いの国府桜づつみ公園
(但馬県民局長 古川 直行)
養父市大屋町にある「樽見の大ザクラ」は、兵庫県下で最大のエドヒガン桜で、国の天然記念物に指定されています。
樹齢が千年を越えるといわれ、「仙桜」と呼ばれています。
昭和40年頃から幹や枝が腐朽し、樹勢の衰えが深刻な問題となりましたが、、関係者の懸命の樹勢回復のための治療により、今年も素晴らしい花を咲かせてくれました。
豊岡市日高町の清滝小学校で、樹齢約90年のソメイヨシノの巨木群が満開でした。校庭に並ぶ桜の多くは1929(昭和4)年、同校の卒業生によって植えられたもので、その後地元の人々が大事に守ってきたものだそうです。
今年も、圧倒的な迫力で、咲き誇ってました。今年の但馬の桜も見納めです。
豊岡市但東町で開催されているチューリップまつりは、1992(平成4)年に始まり、今年で28回目を迎えます。イベントのメインは、毎年約10万本の色とりどりのチューリップを使って、畑一面にその年のアートを描く「フラワーアート」です。今年のテーマはNHKでおなじみの「チコちゃん」です。今月25日までの開催予定なので、是非お越しください。
(但馬県民局長 古川 直行)
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