R2.2　局長メッセージ 但馬県民局長・古川　直行（ふるかわ　なおゆき）

　2月5日夜から6日にかけて、但馬地域にこの冬初めての本格的な雪が降りました。豊岡市内でも、約20センチの積雪を記録し、一夜にして一面銀世界となりました。

　今年の冬は、記録的な暖冬による雪不足で、但馬に11あるスキー場も1月末までで、人工増設設備のある3カ所のみ一部ゲレンデが営業という、深刻な状況でした。このため県では、先月末に誘客促進補助、低利融資支援策など、緊急対策を打ち出したところでした。今回のまとまった雪で、但馬のほぼすべてのスキー場が滑走可能となりました。

　しかしながら、近年、暖冬による雪不足が恒常的となっており、今後、各スキー場は、通年ベースでの集客策の検討が求められています。県民局でも、各市町、観光協会等とも連携し、その対策を進めていきます。