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令和6年漁期ズワイガニ資源の状況

記者発表日時:2024年10月25日10時

担当部署名/農林水産部農林水産技術総合センター但馬水産技術センター  直通電話/0796360395

但馬水産技術センターでは、11月6日から解禁となる日本海のズワイガニ漁を前に、県漁業調査船「たじま」により漁期前調査を実施しました。
当該調査やその他の情報に基づいて検討した結果、令和6年漁期における本県沖合底びき網漁船が利用する海域のズワイガニ資源の状況は下記のとおりです。


1 但馬沖漁場(解禁直後)
・本県沖合底びき網漁船が解禁直後に利用する但馬沖漁場におけるオスがにの推定現存尾数は、前年及び過去5年平均を上回ると推定されました。また、メスがに(クロコ)の推定現存尾数は、前年及び過去5年平均を下回ると推定されました。以上から、解禁直後の但馬沖漁場における漁獲量(1隻当たり)は、オスがにが前年を上回り、メスがにが前年を下回ると予想されます。
2 浜田沖~丹後沖漁場(漁期全般)
・本県沖合底びき網漁船が漁期を通じて利用する浜田沖~丹後沖漁場全体におけるズワイガニ資源量は、オスがにが前年並み、メスがにが前年をやや上回ると推定されており、漁獲量についてもオスがにが前年並み、メスがにが前年をやや上回ると予想されます。ただし、オスがには甲幅120mm以上の大型個体が少ないことが予想されます。
根拠となった情報については別添資料(但馬水産技術センターだより)を参照してください。


問い合わせ先
兵庫県立農林水産技術総合センター但馬水産技術センター
研究員田村一樹
電話0796-36-0395