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天神川氾濫災害補償委員会の提言（県及び工事関係者の法的責任）
記者発表日時：2024年10月28日10時
担当部署名／土木部用地課 直通電話／078-362-3509
天神川氾濫災害補償委員会（角松委員長・神戸大学大学院法学研究科）は、損害の公平な分担という観点から、県及び工事関係者（設計業者、施工業者及び施工監理業者）の法的責任について検討し、その結論を兵庫県に提言しましたので、委員長のコメントを付してお知らせします。
【委員長コメント】
- 天神川氾濫災害補償委員会は、兵庫県に対して以下のことを提言した。
(1)今回の工事にかかわった工事関係者（設計業者、施工業者、施工監理業者）には、それぞれ契約上の義務違反がある。
(2)兵庫県には、発注者あるいは河川管理者に求められる確認・調査が十分ではなかった過失があるため、過失相殺をすることが考えられる。
(3)これらの事情を考慮して、兵庫県は、工事関係者に対して適切に求償を行うべきである。 - 兵庫県による補償金支払は58件中56件が完了し、残2件もすでに合意が得られているとお聞きしているので、県と工事関係者との今後の協議の参考とされ、適切に求償されることを期待している。
- 今回の提言によって、補償委員会の役割は終えた。
【提言に対する県の対応】
この提言を踏まえ、損害に対する適切な求償に向けて、工事関係者との協議に着手する。
【委員会資料及び提言：https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks07/tenzingawahosyou.html】
10月28日に、兵庫県ホームページ（ホーム>まちづくり・環境>道路・港湾・河川>河川整備>天神川氾濫災害補償委員会）に掲載します。
【問合せ】
- 天神川氾濫災害補償委員会に関すること
用地課副課長：乾（内線4351） - 求償に関すること
河川整備課河川・武庫川整備班長：平塚（内線4439）