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更新日:2024年9月27日

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なでしこサッカー能登半島エールプロジェクト ~スポーツのチカラ とどけ石川~

令和6年能登半島地震で被災した石川県立七尾高校の女子サッカー部(能登半島唯一)を兵庫に招待するプロジェクトを8月5日から7日までの2泊3日で実施。INAC神戸トップ選手によるサッカー教室や兵庫県立北須磨高校との試合等を通じて交流を深めました。

このプロジェクトは、「阪神・淡路大震災で多くの支援に勇気づけられた兵庫・神戸だからこそできる支援をしたい」という想いに賛同するINAC神戸をはじめとした多くの企業や団体、個人のご協力によって実現しました。

2024年7月18日から8月7日まで募集しました寄附金については、多くの皆様から538,592円の寄附金をいただきました。皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。

  • 主催 なでしこサッカー能登半島エールプロジェクト実行委員会
    (兵庫県、INAC神戸レオネッサ、NPO法人日本福祉美容協会BUDDY、NPO法人阪神淡路大震災1.17希望の灯り、北淡震災記念公園)

目次

実施内容

1日目 8月5日(月曜日)

2日目 8月6日(火曜日)

3日目 8月7日(水曜日)

ご協力

実施内容

  • 趣旨
    阪神・淡路大震災から復興した経験を活かし、スポーツの力を通じた兵庫らしい能登半島地震への被災地支援を公民連携で取り組む。
  • 日程
    2024年8月5日(月曜日)~8月7日(水曜日) 2泊3日
  • 主な行程 ※3日間、県立北須磨高校女子サッカー部の生徒が帯同
    8月5日(月曜日) 歓迎式(兵庫県庁)
    8月6日(火曜日) INAC神戸サッカー教室、交流試合(神戸レディースフットボールセンター)
    8月7日(水曜日) 神戸どうぶつ王国(神戸市)、解散式(兵庫県庁)
  • 宿泊
    兵庫県広域防災センター(三木市志染町御坂1-19)

1日目 8月5日(月曜日)

七尾高校歓迎式

七尾高校女子サッカー部11人は、約7時間かけて兵庫県庁へ到着。3日間ともに行動する北須磨高校女子サッカー部や、INAC神戸レオネッサの髙瀬愛実選手や井手ひなた選手、プロジェクトの協力者及び支援者が一堂に会し、七尾高校を拍手で迎えました。歓迎式では、齋藤知事、髙瀬選手がメッセージを送り、北須磨高校 鈴木菜衣さん、七尾高校 橋本和花さんがプロジェクトの意気込みを語りました。

歓迎式後は、これから2泊3日の行動を共にする両校の自己紹介。自分の名前と「推し」を発表した他、アイスブレイクで簡単なミニゲームを実施し、交流を深めました。


七尾高校入場


北須磨高校 鈴木菜衣さん


七尾高校 橋本和花さん


INAC神戸レオネッサ
髙瀬愛実選手


自己紹介


アイスブレイクで交流

 阪神・淡路大震災の講話

〈講師〉北淡震災記念公園総支配人 米山正幸氏

長年語り部の活動を続ける米山氏。阪神・淡路大震災で被災した経験や神戸の当時の様子等を語りました。阪神・淡路大震災を知らない高校生ですが、真剣な眼差しで話を聞き、最後には涙を浮かべた生徒もいました。


真剣に話を聞く高校生


北淡震災記念公園総支配人
米山正幸氏

 

 宿泊

〈場所〉兵庫県広域防災センター(​​​​三木市志染町御坂1-19)


夕食のお弁当に舌鼓

 2日目 8月6日(火曜日)

 三木リサイクルセンター視察

〈場所〉三木リサイクルセンター(三木市口吉川町吉祥寺字谷132-8)

2日目最初の行程は、大栄環境株式会社の三木リサイクルセンターを視察。廃棄物が焼却処理される様子や施設を見て回り、廃棄物処理と資源循環について学びました。阪神・淡路大震災における全体の約3分の1の災害廃棄物処理を大栄環境グループが行った話に、驚きの声があがりました。


大栄環境の紹介映像を視聴中


廃棄物処理の様子を見学

 

 ノエビアスタジアム神戸ツアー

〈場所〉ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区御崎町1-2-2)

INAC神戸の安本氏が、ノエビアスタジアム神戸を案内。普段は入ることのできないエリアに入り、プロ選手になりきって入場する等の貴重な体験に、高校生は笑顔を弾ませました。


安本氏がサービス満載の案内


グラウンドをバックに集合写真

 

 INAC神戸レオネッサとのサッカー交流

〈場所〉神戸レディースフットボールセンター(神戸市東灘区向洋町中7-1-1)

INAC神戸のトップ選手によるサッカー教室を実施。井手ひなた選手の挨拶の後、選手と一緒に行ったアップや練習では、たくさんの笑い声が響きました。終始、高校生は圧倒的なプロの技術に驚きを隠せない様子。サッカー教室の後は、七尾高校と北須磨高校の交流試合を実施。また、大塚製薬株式会社が熱中症の講義を行いました。


INAC神戸レオネッサ 井手ひなた選手


ゴールキーパー練習


サッカー教室


選手との集合写真

 
 

 3日目 8月7日(水曜日)

 1.17希望の灯り訪問

〈講師〉NPO法人阪神淡路大震災1.17希望の灯り代表理事 藤本真一氏

〈場所〉東遊園地(神戸市中央区加納町6-4)

東遊園地に2000年1月17日に建立された「1.17希望の灯り」の前でお話を聞きました。点灯してから今まで燈され続けた「1.17希望の灯り」や、阪神・淡路大震災の犠牲者の名前が刻まれた銘板に思いを馳せながら、震災を忘れないことの大切さを学びました。


NPO法人阪神淡路大震災1.17希望の灯り
代表理事 藤本真一氏


「1.17希望の灯り」を見つめる高校生

 

 神戸どうぶつ王国観光

〈場所〉神戸どうぶつ王国(神戸市中央区港島南町7-1-9)

七尾高校と北須磨高校の合同グループで行動し、神戸どうぶつ王国の園内を見学しました。様々な動物の姿を間近で見て大興奮。園内でボリュームたっぷりの昼食をとり、気持ちもお腹も大満足。最後の記念撮影では、動物たちがサプライズ登場しました。


ランチタイム


動物たちがサプライズ登場

 

 解散式

全ての行程が終わり、最後の解散式。INAC神戸の安本氏が駆けつけ、高校生にエールを送りました。七尾高校 横山悠乃さんと北須磨高校 鈴木菜衣さんがプロジェクトを振り返って感想を発表。七尾高校・北須磨高校がハイタッチをして別れを惜しみつつも、七尾高校は兵庫県庁を出発しました。


INAC神戸 安本卓史氏


ハイタッチでお別れ

 

 ご協力(順不同・敬称略)

バス移動費支援・・・金沢ライオンズクラブ
入園及び昼食提供・・・神戸どうぶつ王国
食事提供・・・株式会社淡路屋、元町通り3丁目

飲料協力・・・大塚製薬株式会社
Tシャツ製作協力・・・株式会社プラスワンインターナショナル

お問い合わせ先

なでしこサッカー能登半島エールプロジェクト実行委員会事務局
(兵庫県県民生活部スポーツ振興課内)担当:梶原 彰一、谷畑 圭香
TEL:078-362-9438(内線5769)
Email:sports_shinko@pref.hyogo.lg.jp