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更新日:2026年9月4日

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秋季特別展「土器からみる弥生時代中期社会」(兵庫県立考古博物館)

兵庫県立考古博物館秋季特別展「土器からみる弥生時代中期社会」

R8秋チラシ

概要

水田稲作が始まった弥生時代前期の土器は形や文様ともに広域に共通性がありましたが、中期になると土器は用途に応じた様々な器種がつくられます。また、形態や文様・装飾・色など地域による違いも顕著になっていきます。

本展では、兵庫県を中心に大阪から岡山・香川までの東部瀬戸内地域の代表的な弥生時代中期の土器や石器を展示し、共通性や違いなどを比較することにより、弥生社会の地域交流などの特性を考えます。

【展覧会の概要】

会期:令和8年9月12日(土曜日)~令和8年11月23日(月祝)

会場:兵庫県立考古博物館特別展示室

時間:9時30分~17時00分(入場は16時30分まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)

観覧料金:大人500円(400円)、大学生400円(300円)、高校生以下無料

()書きは20名以上の団体料金

障害者手帳またはミライロID提示で本人は75%減免、介助者1名まで無料

満70歳以上の方は大人料金の半額

【展示構成】

1弥生土器の特質

弥生土器をつくる・つかう

2弥生土器の変遷

時期による違い

3弥生中期土器の地域性

弥生時代中期における各地域の違い

4石器の地域性

土器とともに各地域の石器の違い

5弥生時代中期の社会

集落・墓などの地域性と後期への変化

【主な展示品】

1弥生土器をつくる

製作痕跡資料・土器文様各種

弥生土器をつかう

深鍋としての甕(スス・コゲ)、貯蔵具としての壺、盛り付け用の鉢・高坏

2弥生土器の変遷

前期・中期・後期

(玉津田中遺跡〔当館蔵〕)

3弥生中期土器の地域性

東部瀬戸内地域の弥生土器

河内地域(船橋遺跡〔大阪府立弥生文化博物館蔵〕)

摂津地域(楠・荒田町遺跡、戎町遺跡、森北町遺跡、大手町遺跡〔神戸市蔵〕)

淡路地域(神子曽遺跡〔当館蔵〕)

東播磨地域(玉津田中遺跡〔当館蔵〕)

西播磨地域(新宮宮内遺跡〔たつの市教育委員会蔵〕、東有年・沖田遺跡〔赤穂市教育委員会蔵〕、鍛冶田遺跡〔当館蔵〕)

吉備地域(南方遺跡〔岡山市教育委員会蔵〕、加茂政所遺跡〔岡山県教育委員会蔵〕)

讃岐地域(北山浦遺跡、さこ・長池遺跡〔高松市蔵〕、多肥松林遺跡、旧練兵場遺跡〔香川県教育委員会蔵〕)

4石器の地域性

東部瀬戸内地域の石器

河内地域(西ノ辻遺跡・鬼虎川遺跡〔東大阪市蔵〕)

摂津地域(楠・荒田町遺跡、戎町遺跡、本山遺跡、千歳遺跡〔神戸市蔵〕)

東播磨地域(玉津田中遺跡〔当館蔵〕)

西播磨地域(新宮宮内遺跡〔たつの市教育委員会蔵〕、鍛冶田遺跡〔当館蔵〕)

吉備地域(南方遺跡〔岡山市教育委員会蔵〕)

讃岐地域(北山浦遺跡、さこ・長池遺跡〔高松市蔵〕、多肥松林遺跡、旧練兵場遺跡、川津下樋遺跡、川津一ノ又遺跡〔香川県教育委員会蔵〕)

5弥生時代中期の社会

パネル展示

おすすめの展示品

1東播磨地域の広口壺(弥生時代中期):玉津田中遺跡(神戸市西区)出土当館蔵

東播磨地域の土器は、白っぽい焼き上がりが特徴である。広口壺の頸部には突帯が縦横に貼り付けられ、体部は櫛描の直線文と波状文で飾られている。これらの特徴は播磨灘沿岸に共通してみられる土器の飾り方である。

2吉備地域の広口壺弥生時代中期

南方遺跡(岡山県岡山市)出土:岡山市教育委員会蔵・当館写真撮影

吉備地域の広口壺の体部は、播磨灘沿岸と共通する櫛描の直線文と波状文で飾られている。一方で、頸部には指先で押圧された突帯が貼り付けられており、これらが吉備地域の特徴となっている。この押圧された突帯は広口壺以外の壺にも広く用いられている。

3河内地域の広口壺弥生時代中期

船橋遺跡(大阪府柏原市・藤井寺市)出土:大阪府立弥生文化博物館蔵・画像提供

河内地域の土器は、暗茶褐色の焼き上がりと、胎土に角閃石という鉱物を含むことが特徴である。また、体部は櫛直描文、口縁部は簾状文で飾られていることも当地域の特徴である。

こうした地域ごとの土器の違いは、土器の産地を特定する重要な指標であり、他地域から運ばれてきたことを裏付ける証拠となっている。

東播磨地域の広口壺

東播磨地域の広口壺

吉備地域の広口壺

吉備地域の広口壺

河内地域の広口壺

河内地域の広口壺

開催期間

  • 2026年9月12日(土曜日)9時30分~2026年11月23日(月曜日)17時00分

9時30分~17時(入場は16時30分まで)

開催場所

会場名 兵庫県立考古博物館
会場住所 加古郡播磨町大中1-1-1
会場へのアクセス

【電車】

JR土山駅南出口から「であいのみち」を徒歩15分

山陽電車播磨町駅から喜瀬川に沿って徒歩25分

【車】

第二神明・加古川バイパス明石西インターから約3km

交通手段

会場へのアクセスのとおり

博物館に駐車場はありません。できるだけ公共交通機関をご利用ください。

周辺には播磨町大中遺跡公園駐車場(64台/有料)と播磨町野添であい公園駐車場(50台/有料)があります。*駐車料金はいずれも普通車1台300円

主催

兵庫県立考古博物館

お問い合わせ先

主催者名 兵庫県立考古博物館
住所 加古郡播磨町大中1-1-1
電話 079-437-5589
FAX 079-437-5599

関連メニュー

【関連行事】

1講演会、講堂、各日13時30分~15時00分〔要当日観覧券・要予約〕

(1)9月19日(土曜日)「弥生深鍋による調理方法」

小林正史(金沢大学古代文明・文化資源研究所客員教授)

(2)10月3日(土曜日)「弥生土器から社会を考える」

深澤芳樹(元奈良文化財研究所副所長)

(3)10月17日(土曜日)「弥生土器の変遷と地域性」

篠宮正(当館学芸員)

2特別展解説、展示室、各日13時30分~14時30分〔要当日観覧券〕

(1)9月26日(土曜日)

(2)10月24日(土曜日)

3ワークショップ、体験学習室、各日10時45分~11時30分〔要当日観覧券〕

「弥生土器を見て触って考えてみよう」

(1)9月26日(土曜日)

(2)10月24日(土曜日)

4古代体験講座、体験学習室・体験広場、各日10時00分~15時00分〔要予約〕

連続講座「覆い焼きで本格的、弥生土器づくり」

(1)10月10日(土曜日)弥生土器づくり

(2)11月21日(土曜日)覆い焼き土器焼成

5遺跡ウォーク(ひょうご考古倶楽部主催)10時00分~15時00分〔要予約〕

11月14日(土曜日)「新宮宮内遺跡と周辺の史跡を巡る」

【お問い合わせ先】

兵庫県立考古博物館〒675-0142兵庫県加古郡播磨町大中1-1-1

電話(079)437-5589(代表):FAX(079)437-5599

電話(079)437-5562(学芸課直通)

講演会・イベントの事前申込方法及び申込期間など、特別展の詳細については、別添のチラシを参照してください。

お問い合わせ

部署名:兵庫県立考古博物館  

電話:079-437-5589

FAX:079-437-5599

Eメール:Kokohakubutsukan@pref.hyogo.lg.jp