よくある質問6
Q. 質問
おいしい水ってどんな水ですか。
A. 回答
回答
味覚は人によって感じ方が違いますので、おいしい水を一概に決めるのは難しいのですが、厚生省(現厚生労働省)は昭和60年に「おいしい水研究会」を設置し「おいしい水」の要件をまとめています。
それによれば、ミネラル分や炭酸ガスがあげられており、これらが適度に含まれると水の味を良くするといわれています。
この他にもおいしく飲むための要素として水温があり、およそ15から20℃の水がもっともおいしく感じられるといわれています。また、臭気もおいしい水の大きな要件となります。
水道で行われる浄水処理というのは、そのままでは飲めない川の水などから様々な物質を取り除き、飲めるようにするというのが本来の目的です。水をおいしくするために何かを加えることはありません。
そして、ダム等で発生したある種の藻が産生するかび臭物質が水のおいしさを損なう大きな要因です。これに対し兵庫県営水道では粉末活性炭処理をする事でかび臭物質を取り除き水の味を損なわないように努めています。
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