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ヘアリーベッチ米『花美人』、温室効果ガス削減を見える化

2023年11月22日

担当部署名/東播磨県民局加古川農業改良普及センター  直通電話/079-421-9354

 東播磨県民局は、「人と環境にやさしい農法」として緑肥作物「ヘアリーベッチ」を使った水稲栽培を推進しています(令和6年産148ha)。そのうち、JAあかしのブランド米「花美人」が、栽培中の温室効果ガス削減効果(注1)をラベル表示して消費者に付加価値の新たなPRに取り組みます(注2)。

 農林水産省は、農林水産業のCO2ゼロエミッション化推進のため、生産段階で排出される温室効果ガスの簡易算定シートを公開し、温室効果ガス削減「見える化」実証事業を進めています(注3)。JAあかしでは、平成25年から取り組む「花美人」を多くの消費者に知ってもらうために、農林水産省から★★★の認定を受け、令和5年産米の販売からラベル表示を開始します。

「ヘアリーベッチ」は肥料高騰対策として注目されており、東播磨地域の農産物で地球温暖化対策を訴求した取組の先鞭となります。


注1:ヘアリーベッチは鋤き込んで化学合成肥料の代替となり、肥料の製造・流通で発生する温室効果ガスの

排出削減にもつながる。

注2:JAあかし直売所等4店舗で販売

(連絡先:JAあかし本店経済課 078-934-5800)

注3:農林水産省のweb アドレス

(https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/mieruka.html)

慣行栽培と比較した温室効果ガス削減程度をラベルで、マイナス5%で★、マイナス10%で★★、マイナス20%以上で★★★と表示。